【バレー】男子日本4連勝ならず 世界2位ブラジルに敗れる/ネーションズリーグ・ライブ詳細
【2022年7月10日21時58分】
<バレーボール:ネーションズリーグ男子大阪大会>◇10日◇最終日◇大阪市・丸善インテックアリーナ大阪
日本(世界ランク7位)が、予選最終戦で強豪ブラジル(同2位)に敗れた。粘りは見せながらも0-3(23-25、23-25、22-25)で、東京五輪準々決勝に続くストレート負け。ブラジルには6月2日の親善試合では勝ったが、公式戦は93年ワールドリーグを最後に勝利から遠ざかり通算30勝68敗。日本は予選を9勝3敗で終え、上位8カ国(16カ国中)による決勝大会(20日開幕、イタリア・ボローニャ)に初進出する。
日本代表フィリップ・ブラン監督 ブラジルの質の高さに、すぐに試合が終わってしまった。ただ、結果は0-3だが、23点まで持ちこたえたセットもある。2セット目はネットインでとられたアンラッキーもあった。ミドルの体格の違いは大きく、彼ら(ブラジル)を止めるのは難しかった。
石川祐希 (ブラジルに)勝つチャンスはいくらでもあった。勝てる、本気で勝ちたい-。そう思えるようになるまで、(日本が)成長したと思う。サーブで崩して、ディフェンスで拾ってという(ブラジルは)日本と似たタイプ。(日本は)サーブで攻められて、ボールキープしたいところで渡して攻撃されているケースが目立った。本気に勝ちにいって負けたからこそ、ファイナルにつながる。
西田有志 (大阪大会)4連勝を目指していたが、1、2点の差という、やっとブラジルを相手にここまで来ることができた。距離は確実に近づいている。自分の肌ではそう感じている。相手の勝負どころの強さは日本にはないものがあるが、決して下を向く必要はない。
高橋藍 世界のトップと戦う力がついてきたと思う。1本、0・1秒の差の駆け引きがあった。ちょっとした気の緩みでスピードや高さに持って行かれてしまう。レベルが上がるにつれて集中力をより高くする必要があると感じました。
第1セット
第1セットから激しい点の取り合いになった。日本最初の得点は主将の石川。序盤に一時は点差をつけられるも山内、石川が真ん中からスパイクを決めて追いすがる。
3-6とリードを許した場面で、関田がセカンドレフェリーと衝突するアクシデント。日本がアピールするも認められなかった。
その後、西田のスパイクや、関田の絶妙トスから石川が決めた。
このセットで石川、西田はサービスエースを披露。ブラジルにリードを許しても、日本は食らいついた。
超満員の大観衆から手拍子が響く。先にセットカウントを迎えたのはブラジル。それでも日本はジワリと点差を縮め23-24とする。
最後はブラジルに決められた。場内アナウンスも「最初のセットから手に汗握る展開」と興奮状態だった。
第2セット
第2セット。0-2とされてから、日本は高橋藍が最初の得点を挙げる。小野寺、西田と続き3-3。
石川が左から真ん中へスパイクを決めて日本はこの試合、初めて4-3とリードする。
ブラジルに勝ち越されても、高橋藍の得点で9-9、大塚のブロックが決まって13-13、西田が右から左へとスパイクをたたき込んで14-14。互いに譲らない展開が続いた。
その後、日本は14-17と3点の差をつけられる。
だが、今の日本はこれ以上、点差を離されない。西田、石川、石川とスパイクが決まり19-19の同点。
大塚のスパイクが決まって22-21と勝ち越し。
目が離せない展開。日本も、ブラジルも、全く譲らない。
23-23。ここからブラジルが連続得点で23-25。
互角以上の戦いを見せながらも、日本は第2セットまで落としてしまった。
第3セット
第3セット最初に得点したのは大塚だ。石川の粘りのレシーブから西田が緩急をつけて2点目を挙げる。
大塚のサービスエースも生まれ、日本は5-4とする。
西田のスパイクの速度は105~108キロに到達。一方でブラジルのスパイクの高さは3・44メートルにも達した。
8-9で迎えた場面。ブラジルの強烈なスパイクが山内の顔面を直撃するアクシデントも。このセット、ブラジルがリードし、日本が追い上げる展開になった。
西田のスパイク、石川のブロックで場内を沸かせたが、ブラジルにリードを広げられた。
後がない日本は18-23から、石川が真ん中からスパイクを決めて19-23。1点を追加した後に、再び石川が左から決めて21-23と粘る。
手拍子が選手の背中を押した。だが、ブラジルが先にマッチポイントで21-24。
まだ諦めない日本は、石川が技ありのプレーでボールを押し込み22-24。最後はブラジルの強烈なスパイクを体勢を崩しながら拾うも、返せず。22-25。
熱戦を繰り広げながら、終わってみれば0-3のストレート負け。しかし、結果以上に内容の濃い試合となった。
大阪大会3勝1敗の日本は、ファイナルラウンドで上位を目指す。
試合前
会場は日本戦がある4試合連続で超満員に膨れ上がった。ウオーミングアップから大きな手拍子が響き、熱気は最高潮。日本は大阪大会4戦全て、正面から見て左側のコートを選択した。
これまで石川主将は「流れがあるので(コートを)変える必要はないと思っています」と明かしていた。
石川は入念にジャンプサーブを確認するなど、因縁のブラジル戦に向け仕上げていった。
ネーションズリーグ大阪大会・日本代表メンバー
◆セッター
関田誠大(28=ジェイテクト)
大宅真樹(27=サントリー)
◆アウトサイドヒッター
石川祐希(26=ミラノ)
高梨健太(25=名古屋)
大塚達宣(21=早大)
高橋藍(20=日体大)
◆オポジット
宮浦健人(23=ジェイテクト)
西田有志(22=ジェイテクト)
◆ミドルブロッカー
山内晶大(28=パナソニック)
高橋健太郎(27=東レ)
小野寺太志(26=JT広島)
村山豪(23=ジェイテクト)
◆リベロ
山本智大(27=堺)
小川智大(26=名古屋)
【2022年7月10日21時58分】
<バレーボール:ネーションズリーグ男子大阪大会>◇10日◇最終日◇大阪市・丸善インテックアリーナ大阪
日本(世界ランク7位)が、予選最終戦で強豪ブラジル(同2位)に敗れた。粘りは見せながらも0-3(23-25、23-25、22-25)で、東京五輪準々決勝に続くストレート負け。ブラジルには6月2日の親善試合では勝ったが、公式戦は93年ワールドリーグを最後に勝利から遠ざかり通算30勝68敗。日本は予選を9勝3敗で終え、上位8カ国(16カ国中)による決勝大会(20日開幕、イタリア・ボローニャ)に初進出する。
日本代表フィリップ・ブラン監督 ブラジルの質の高さに、すぐに試合が終わってしまった。ただ、結果は0-3だが、23点まで持ちこたえたセットもある。2セット目はネットインでとられたアンラッキーもあった。ミドルの体格の違いは大きく、彼ら(ブラジル)を止めるのは難しかった。
石川祐希 (ブラジルに)勝つチャンスはいくらでもあった。勝てる、本気で勝ちたい-。そう思えるようになるまで、(日本が)成長したと思う。サーブで崩して、ディフェンスで拾ってという(ブラジルは)日本と似たタイプ。(日本は)サーブで攻められて、ボールキープしたいところで渡して攻撃されているケースが目立った。本気に勝ちにいって負けたからこそ、ファイナルにつながる。
西田有志 (大阪大会)4連勝を目指していたが、1、2点の差という、やっとブラジルを相手にここまで来ることができた。距離は確実に近づいている。自分の肌ではそう感じている。相手の勝負どころの強さは日本にはないものがあるが、決して下を向く必要はない。
高橋藍 世界のトップと戦う力がついてきたと思う。1本、0・1秒の差の駆け引きがあった。ちょっとした気の緩みでスピードや高さに持って行かれてしまう。レベルが上がるにつれて集中力をより高くする必要があると感じました。
第1セット
第1セットから激しい点の取り合いになった。日本最初の得点は主将の石川。序盤に一時は点差をつけられるも山内、石川が真ん中からスパイクを決めて追いすがる。
3-6とリードを許した場面で、関田がセカンドレフェリーと衝突するアクシデント。日本がアピールするも認められなかった。
その後、西田のスパイクや、関田の絶妙トスから石川が決めた。
このセットで石川、西田はサービスエースを披露。ブラジルにリードを許しても、日本は食らいついた。
超満員の大観衆から手拍子が響く。先にセットカウントを迎えたのはブラジル。それでも日本はジワリと点差を縮め23-24とする。
最後はブラジルに決められた。場内アナウンスも「最初のセットから手に汗握る展開」と興奮状態だった。
第2セット
第2セット。0-2とされてから、日本は高橋藍が最初の得点を挙げる。小野寺、西田と続き3-3。
石川が左から真ん中へスパイクを決めて日本はこの試合、初めて4-3とリードする。
ブラジルに勝ち越されても、高橋藍の得点で9-9、大塚のブロックが決まって13-13、西田が右から左へとスパイクをたたき込んで14-14。互いに譲らない展開が続いた。
その後、日本は14-17と3点の差をつけられる。
だが、今の日本はこれ以上、点差を離されない。西田、石川、石川とスパイクが決まり19-19の同点。
大塚のスパイクが決まって22-21と勝ち越し。
目が離せない展開。日本も、ブラジルも、全く譲らない。
23-23。ここからブラジルが連続得点で23-25。
互角以上の戦いを見せながらも、日本は第2セットまで落としてしまった。
第3セット
第3セット最初に得点したのは大塚だ。石川の粘りのレシーブから西田が緩急をつけて2点目を挙げる。
大塚のサービスエースも生まれ、日本は5-4とする。
西田のスパイクの速度は105~108キロに到達。一方でブラジルのスパイクの高さは3・44メートルにも達した。
8-9で迎えた場面。ブラジルの強烈なスパイクが山内の顔面を直撃するアクシデントも。このセット、ブラジルがリードし、日本が追い上げる展開になった。
西田のスパイク、石川のブロックで場内を沸かせたが、ブラジルにリードを広げられた。
後がない日本は18-23から、石川が真ん中からスパイクを決めて19-23。1点を追加した後に、再び石川が左から決めて21-23と粘る。
手拍子が選手の背中を押した。だが、ブラジルが先にマッチポイントで21-24。
まだ諦めない日本は、石川が技ありのプレーでボールを押し込み22-24。最後はブラジルの強烈なスパイクを体勢を崩しながら拾うも、返せず。22-25。
熱戦を繰り広げながら、終わってみれば0-3のストレート負け。しかし、結果以上に内容の濃い試合となった。
大阪大会3勝1敗の日本は、ファイナルラウンドで上位を目指す。
試合前
会場は日本戦がある4試合連続で超満員に膨れ上がった。ウオーミングアップから大きな手拍子が響き、熱気は最高潮。日本は大阪大会4戦全て、正面から見て左側のコートを選択した。
これまで石川主将は「流れがあるので(コートを)変える必要はないと思っています」と明かしていた。
石川は入念にジャンプサーブを確認するなど、因縁のブラジル戦に向け仕上げていった。
ネーションズリーグ大阪大会・日本代表メンバー
◆セッター
関田誠大(28=ジェイテクト)
大宅真樹(27=サントリー)
◆アウトサイドヒッター
石川祐希(26=ミラノ)
高梨健太(25=名古屋)
大塚達宣(21=早大)
高橋藍(20=日体大)
◆オポジット
宮浦健人(23=ジェイテクト)
西田有志(22=ジェイテクト)
◆ミドルブロッカー
山内晶大(28=パナソニック)
高橋健太郎(27=東レ)
小野寺太志(26=JT広島)
村山豪(23=ジェイテクト)
◆リベロ
山本智大(27=堺)
小川智大(26=名古屋)
週刊女性報導
https://t.cn/A6aVbeHD
ジャニーズ事務所は「日本一ボランティアに熱心」な芸能プロ、キレイごとで終わらない本気の寄附額
1962年に設立されたジャニーズ事務所。以降、男性アイドル界の第一線を走り続けてきたわけだが、彼らが残した功績は大きい。その1つが、「日本で一番、寄附とボランティアに熱心な芸能プロダクション」であるということ。断トツである。
阪神・淡路大震災では寄附総額は8億円越え!
1997年以降、災害に遭った自治体や福祉団体、医療関係者らに対し、実に50億円以上も寄附している。人口1万人規模の自治体の年間予算に匹敵する金額である。
ジャニーズ事務所が寄附とボランティアに力を入れ始めたのは1995年1月。この月に起きた阪神・淡路大震災がきっかけだった。まずTOKIO、KinKi Kids、光GENJI SUPER5が、支援物資の仕分け作業やJR大阪駅前での街頭募金活動を行った。
翌1996年末にはV6による震災復興チャリティーイベント『V6 COUNTDOWN '97』が神戸ワールド記念ホール(神戸市)で開催された。衣装約250点のチャリティーオークションが実施され、売り上げはもちろん全額が寄附された。
さらに翌1997年末には被災地復興支援プロジェクト『J-FRIENDS』がスタート。メンバーに関西出身者がいるTOKIO、V6、KinKi Kidsがユニットを組み、チャリティーコンサートなどを次々と行った。活動は2003年3月まで5年余にわたって行われ、寄附総額は8億3695万1855円に達した。
なぜ、ジャニーズ事務所が寄附とボランティアに熱心になったかというと、当然ながら総帥だった故・ジャニー喜多川さんの影響。
ジャニーさんはエンターテイメントを通じ、日本のティーンたちに夢と幸福を与えようと思っていた人。だが、自然災害に襲われた子どもたちを救うためには金品の支援も必要と考えた。
もともとボランティア精神のある人だった。日系米国人だったジャニーさんは1948年に朝鮮戦争が起こると、日本から韓国に渡り、戦災孤児となった米国人の子どもに語学を教えた。語学が出来ずに辛い思いをする子どもが出ないよう努めた。
ジャニーさんは個人としても巨額の寄附を行っていている。2019年7月の死去後、赤十字病院の運営や看護師養成事業を行う日本赤十字社に5億円が贈られた。生前の本人の意向によるものだった。
この寄附で赤十字社は「ジャニー基金」を設立。基金は「明日を担う子どもと家族のため」などに使われている。
ジャニーズ事務所の願い
ジャニーズ事務所としての寄附とボランティアは『J-FRIENDS』で終わらなかった。2011年3月に東日本大震災が発生すると、翌4月には被災者支援プロジェクト『Marching J』が立ち上げられた。今度はオール・ジャニーズが集結した。
このプロジエクトが1年後の翌2012年3月までに集めた募金は計8億2655万3991円。その全額が被災した子どもたちに寄附された。「少年の才能を見抜き、育てるプロ」だったジャニーさんは、どこまで子どもを第一に考えた。
2018年7月には会社内に社会貢献活動を行う窓口『ジャニーズ・スマイルアップ・プロジェクト』がつくられた。まだジャニーさんが元気だったころだ。その際、寄附やボランティアを継続して行うことを宣言した。
このときジャニーズ事務所の説明はこうだった。
「エンターテイメントに触れていただく時間も、困難な状況が訪れた時も、どんな時でも“一人でも多くの皆様が笑顔になれる”時間が提供できる企業でありたいと思っております」
“キレイごとだ”と切り捨ててしまうのは簡単である。けれど社会貢献のために50億円以上の寄附を行うような組織は一般企業を含めてもほとんど存在しない。ジャニーさんの純粋な思いの表れと見ていいのではないか。
ジャニーさんの姪で現社長の藤島ジュリー景子さん(55)はインターナショナルスクールから上智大外国語学部比較文化学科(現・国際教養学部)に進み、在学中はスイスに留学した。グローバル感覚のある人として知られる。
欧米では社会に貢献を考えない企業は敬意を払われない。利益追求しか考えない企業は軽蔑される。ジュリーさんもジャニーさんの遺志を受け継ぐはずだ。
事実、ジャニーさんの死去後も滝沢秀明副社長(40)らによって寄附とボランティアは続けられている。2019年秋に千葉県内で台風被害が相次ぐと、滝沢副社長はV6の三宅健(42)ら8人と一緒に南房総市と館山市を訪れ、風雨で壊れたビニールハウスを解体するボランティアや炊き出しを行った。
一方、嵐もこの台風で動いた。千葉県に6000万円を寄附。千葉市出身の相葉雅紀(39)が県庁を訪れ、目録を手渡した。
8月27日から同28日にかけて放送される日本テレビのチャリティー番組『24時間テレビ45』のメインパーソナリティーもジャニーズ事務所勢・ジャにのちゃねるの4人。二宮和也(39)、中丸雄一(38)、山田涼介(29)、菊池風磨(27)である。
今年に限らず、2000年ごろから『24時間テレビ』はやたらとジャニーズ事務所勢の出演が目立つ。もちろん偶然ではない。日テレの中興の祖である故・氏家斎一郎元会長と元ジャニーズ事務所副社長の故・メリー喜多川さんが昵懇の間柄だった上、メリーさんが番組の精神に共鳴したから。『24時間テレビ』への全面協力を約束した。
メリーさんは番組のフィナーレ時には必ず顔を出していた。「女帝」とまで言われていた人なのだから、ほかの番組やイベントではあり得ない。ジャニーさんもメリーさんも社会貢献が好きだったのだ。
コロナ禍後は全国645カ所の医療機関に防護服などを計8万3000枚、医療用マスクなど計100万枚を届けた。総額3億6000万円になったというから、半端じゃない。
まだPCR検査が行き届いてなかった2020年には検査キット1000回分を47都道府県に送った。
今後も寄附とボランティアに最も熱心な芸能プロであり続けるに違いない。なにしろスケールが違うのだ。
https://t.cn/A6aVbeHD
ジャニーズ事務所は「日本一ボランティアに熱心」な芸能プロ、キレイごとで終わらない本気の寄附額
1962年に設立されたジャニーズ事務所。以降、男性アイドル界の第一線を走り続けてきたわけだが、彼らが残した功績は大きい。その1つが、「日本で一番、寄附とボランティアに熱心な芸能プロダクション」であるということ。断トツである。
阪神・淡路大震災では寄附総額は8億円越え!
1997年以降、災害に遭った自治体や福祉団体、医療関係者らに対し、実に50億円以上も寄附している。人口1万人規模の自治体の年間予算に匹敵する金額である。
ジャニーズ事務所が寄附とボランティアに力を入れ始めたのは1995年1月。この月に起きた阪神・淡路大震災がきっかけだった。まずTOKIO、KinKi Kids、光GENJI SUPER5が、支援物資の仕分け作業やJR大阪駅前での街頭募金活動を行った。
翌1996年末にはV6による震災復興チャリティーイベント『V6 COUNTDOWN '97』が神戸ワールド記念ホール(神戸市)で開催された。衣装約250点のチャリティーオークションが実施され、売り上げはもちろん全額が寄附された。
さらに翌1997年末には被災地復興支援プロジェクト『J-FRIENDS』がスタート。メンバーに関西出身者がいるTOKIO、V6、KinKi Kidsがユニットを組み、チャリティーコンサートなどを次々と行った。活動は2003年3月まで5年余にわたって行われ、寄附総額は8億3695万1855円に達した。
なぜ、ジャニーズ事務所が寄附とボランティアに熱心になったかというと、当然ながら総帥だった故・ジャニー喜多川さんの影響。
ジャニーさんはエンターテイメントを通じ、日本のティーンたちに夢と幸福を与えようと思っていた人。だが、自然災害に襲われた子どもたちを救うためには金品の支援も必要と考えた。
もともとボランティア精神のある人だった。日系米国人だったジャニーさんは1948年に朝鮮戦争が起こると、日本から韓国に渡り、戦災孤児となった米国人の子どもに語学を教えた。語学が出来ずに辛い思いをする子どもが出ないよう努めた。
ジャニーさんは個人としても巨額の寄附を行っていている。2019年7月の死去後、赤十字病院の運営や看護師養成事業を行う日本赤十字社に5億円が贈られた。生前の本人の意向によるものだった。
この寄附で赤十字社は「ジャニー基金」を設立。基金は「明日を担う子どもと家族のため」などに使われている。
ジャニーズ事務所の願い
ジャニーズ事務所としての寄附とボランティアは『J-FRIENDS』で終わらなかった。2011年3月に東日本大震災が発生すると、翌4月には被災者支援プロジェクト『Marching J』が立ち上げられた。今度はオール・ジャニーズが集結した。
このプロジエクトが1年後の翌2012年3月までに集めた募金は計8億2655万3991円。その全額が被災した子どもたちに寄附された。「少年の才能を見抜き、育てるプロ」だったジャニーさんは、どこまで子どもを第一に考えた。
2018年7月には会社内に社会貢献活動を行う窓口『ジャニーズ・スマイルアップ・プロジェクト』がつくられた。まだジャニーさんが元気だったころだ。その際、寄附やボランティアを継続して行うことを宣言した。
このときジャニーズ事務所の説明はこうだった。
「エンターテイメントに触れていただく時間も、困難な状況が訪れた時も、どんな時でも“一人でも多くの皆様が笑顔になれる”時間が提供できる企業でありたいと思っております」
“キレイごとだ”と切り捨ててしまうのは簡単である。けれど社会貢献のために50億円以上の寄附を行うような組織は一般企業を含めてもほとんど存在しない。ジャニーさんの純粋な思いの表れと見ていいのではないか。
ジャニーさんの姪で現社長の藤島ジュリー景子さん(55)はインターナショナルスクールから上智大外国語学部比較文化学科(現・国際教養学部)に進み、在学中はスイスに留学した。グローバル感覚のある人として知られる。
欧米では社会に貢献を考えない企業は敬意を払われない。利益追求しか考えない企業は軽蔑される。ジュリーさんもジャニーさんの遺志を受け継ぐはずだ。
事実、ジャニーさんの死去後も滝沢秀明副社長(40)らによって寄附とボランティアは続けられている。2019年秋に千葉県内で台風被害が相次ぐと、滝沢副社長はV6の三宅健(42)ら8人と一緒に南房総市と館山市を訪れ、風雨で壊れたビニールハウスを解体するボランティアや炊き出しを行った。
一方、嵐もこの台風で動いた。千葉県に6000万円を寄附。千葉市出身の相葉雅紀(39)が県庁を訪れ、目録を手渡した。
8月27日から同28日にかけて放送される日本テレビのチャリティー番組『24時間テレビ45』のメインパーソナリティーもジャニーズ事務所勢・ジャにのちゃねるの4人。二宮和也(39)、中丸雄一(38)、山田涼介(29)、菊池風磨(27)である。
今年に限らず、2000年ごろから『24時間テレビ』はやたらとジャニーズ事務所勢の出演が目立つ。もちろん偶然ではない。日テレの中興の祖である故・氏家斎一郎元会長と元ジャニーズ事務所副社長の故・メリー喜多川さんが昵懇の間柄だった上、メリーさんが番組の精神に共鳴したから。『24時間テレビ』への全面協力を約束した。
メリーさんは番組のフィナーレ時には必ず顔を出していた。「女帝」とまで言われていた人なのだから、ほかの番組やイベントではあり得ない。ジャニーさんもメリーさんも社会貢献が好きだったのだ。
コロナ禍後は全国645カ所の医療機関に防護服などを計8万3000枚、医療用マスクなど計100万枚を届けた。総額3億6000万円になったというから、半端じゃない。
まだPCR検査が行き届いてなかった2020年には検査キット1000回分を47都道府県に送った。
今後も寄附とボランティアに最も熱心な芸能プロであり続けるに違いない。なにしろスケールが違うのだ。
[送花花]这是东海大学sports https://t.cn/A669AncY
△高木(左)と安部(右)
△佐藤(左)と飯田(右)
△1年春季リーグ時の佐藤(左)と山本(右)
△佐藤(左)と山本(右)
·
2021/11/26
【湘南校舎男女バレーボール部】全日本インカレ直前!バレー担当が選ぶ 注目コンビ紹介!
2021/11/26 バレーボール
全日本インカレ直前!バレー担当が選ぶ、注目コンビ紹介!
ついに全日本インカレが開幕しました!
湘南校舎男女は明日から試合が始まります!
インカレ特別企画として、バレー担当の記者2人が選んだ、注目コンビをご紹介します!
バレー面はもちろん、私生活や仲の良さが伝わるエピソードも掲載しているので、ぜひぜひ東海大バレー部の良さが伝わればいいな、と思っています!
【湘南校舎男子バレーボール部】
記者①が選んだ注目のコンビは、安部翔大(体4)と高木啓士郎(体2)の2人!
学年も違い、共通点がないように思える2人ですが、2人はなんと同部屋なんだとか!
「高木がいれば大丈夫!と思えるチームの守護神」「堅実なプレーで、決めるところで決めてくれる頼れるキャプテン」とお互いを褒め合う2人。
安部主将は、「一戦一戦全力で、一球一球に気持ちを込めて、後輩たちに結果を残してあげたい」と意気込みました。
全日本インカレに向けて、4年間の集大成を見せてくれるであろう安部選手の活躍と、2年生ながらチームの守備の要となる高木選手の活躍から目が離せません!!
記者②が選んだ注目コンビは佐藤駿一郎(体3)と飯田孝雅(体2)の2人!圧倒的な高さを持つ佐藤選手と東海大唯一のサウスポーである飯田選手!
普段から仲が良く、遊びに出かけることもあるというお二人。「飯田は自分のことを先輩だと思ってない!」「駿一郎さんは先輩だけど近い距離感で接してくれていじりやすい」と笑いながら話すほどの仲の良さです(笑)
お二人にお互いの存在について聞くと
飯田選手→佐藤選手
「攻撃に入るだけで相手ブロッカーが注目し、助走に入るだけでおとりになる。影響力のすごい選手」
佐藤選手→飯田選手
「ここ1点がほしいってときに決めてくれる、東海大のエースになる選手」 と話してくれました!
来年度は上級生としてチームを引っ張っていくお二人のご活躍に今から注目です!
それと忘れてはいけないのは1年生から『大型ルーキー』として注目、チームで活躍してきた山本龍(体3)と佐藤駿一郎(体3)の3年生コンビ!!
大学入学時には「春高優勝高校ナンバーワンセッター」「誰もが羨む高さが武器のMB」と称されていた2人ですが、今お互いにキャッチフレーズをつけるとしたら?と聞くと、悩みに悩んで、「なんでもこなす山本くん」「機動力のある2m」と今の2人をあらわすキャッチフレーズを考えてくれました!
3年生ながらチームをけん引する司令塔と大型ミドルの2人は活躍間違いなしです!早いトス回しとクイックを見逃さないよう2人のプレーに注目です!
2年越しに同じポーズをとってくれました!顔が変わらない!とバレー担当の中で話題になりました(笑)
☆11月29日から12月5日まで全日本大学選手権大会(全日本インカレ)が開催されます!
湘南校舎は男女ともに1日から試合が始まります!
男子部の初戦は2回戦から、1回戦の東京学芸大(関東)と東北学院大の勝者と、
女子部の初戦は2回戦から、1回戦の国士舘大(関東)と東北福祉大の勝者との対戦です。
男女ともに応援よろしくお願いします!
(記事・写真:清水優奈・今道由愛)
△高木(左)と安部(右)
△佐藤(左)と飯田(右)
△1年春季リーグ時の佐藤(左)と山本(右)
△佐藤(左)と山本(右)
·
2021/11/26
【湘南校舎男女バレーボール部】全日本インカレ直前!バレー担当が選ぶ 注目コンビ紹介!
2021/11/26 バレーボール
全日本インカレ直前!バレー担当が選ぶ、注目コンビ紹介!
ついに全日本インカレが開幕しました!
湘南校舎男女は明日から試合が始まります!
インカレ特別企画として、バレー担当の記者2人が選んだ、注目コンビをご紹介します!
バレー面はもちろん、私生活や仲の良さが伝わるエピソードも掲載しているので、ぜひぜひ東海大バレー部の良さが伝わればいいな、と思っています!
【湘南校舎男子バレーボール部】
記者①が選んだ注目のコンビは、安部翔大(体4)と高木啓士郎(体2)の2人!
学年も違い、共通点がないように思える2人ですが、2人はなんと同部屋なんだとか!
「高木がいれば大丈夫!と思えるチームの守護神」「堅実なプレーで、決めるところで決めてくれる頼れるキャプテン」とお互いを褒め合う2人。
安部主将は、「一戦一戦全力で、一球一球に気持ちを込めて、後輩たちに結果を残してあげたい」と意気込みました。
全日本インカレに向けて、4年間の集大成を見せてくれるであろう安部選手の活躍と、2年生ながらチームの守備の要となる高木選手の活躍から目が離せません!!
記者②が選んだ注目コンビは佐藤駿一郎(体3)と飯田孝雅(体2)の2人!圧倒的な高さを持つ佐藤選手と東海大唯一のサウスポーである飯田選手!
普段から仲が良く、遊びに出かけることもあるというお二人。「飯田は自分のことを先輩だと思ってない!」「駿一郎さんは先輩だけど近い距離感で接してくれていじりやすい」と笑いながら話すほどの仲の良さです(笑)
お二人にお互いの存在について聞くと
飯田選手→佐藤選手
「攻撃に入るだけで相手ブロッカーが注目し、助走に入るだけでおとりになる。影響力のすごい選手」
佐藤選手→飯田選手
「ここ1点がほしいってときに決めてくれる、東海大のエースになる選手」 と話してくれました!
来年度は上級生としてチームを引っ張っていくお二人のご活躍に今から注目です!
それと忘れてはいけないのは1年生から『大型ルーキー』として注目、チームで活躍してきた山本龍(体3)と佐藤駿一郎(体3)の3年生コンビ!!
大学入学時には「春高優勝高校ナンバーワンセッター」「誰もが羨む高さが武器のMB」と称されていた2人ですが、今お互いにキャッチフレーズをつけるとしたら?と聞くと、悩みに悩んで、「なんでもこなす山本くん」「機動力のある2m」と今の2人をあらわすキャッチフレーズを考えてくれました!
3年生ながらチームをけん引する司令塔と大型ミドルの2人は活躍間違いなしです!早いトス回しとクイックを見逃さないよう2人のプレーに注目です!
2年越しに同じポーズをとってくれました!顔が変わらない!とバレー担当の中で話題になりました(笑)
☆11月29日から12月5日まで全日本大学選手権大会(全日本インカレ)が開催されます!
湘南校舎は男女ともに1日から試合が始まります!
男子部の初戦は2回戦から、1回戦の東京学芸大(関東)と東北学院大の勝者と、
女子部の初戦は2回戦から、1回戦の国士舘大(関東)と東北福祉大の勝者との対戦です。
男女ともに応援よろしくお願いします!
(記事・写真:清水優奈・今道由愛)
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