#犬饲贵丈[超话]#

【犬飼貴丈】また手をテーマにした企画になるところでした

犬飼貴丈さんの取材秘話♡

さて今回も美がすぎる犬飼さん。

「夏をテーマにした特集に犬飼さんが出る」、この事実が決まった、その瞬間に編集担当である僕は勝利を確信しました。

誌面内での僕的オススメ写真は、このサムネのスイカにかぶりついているやつです。

もう、優勝です。

その他の写真もホント最高なので、未読の方は早めにご購入を！

ちなみに前号の犬飼さんは、手をテーマにした企画でしたね。

JUNON TVのコメントムービーでは「誌面では手のヨリしか写ってません」と言っていたんですけど、もちろんそんなことはなく、キレイな犬飼さんのお顔も掲載されていました。

そして今回の取材前の時間、前号のJUNON8月号を犬飼さんに見せると…。

「〇〇さん、僕、怒ってます！」と僕に向かって話し出す犬飼さん。

え、どうしましたかと聞くと、

「誌面に手以外も写ってるじゃないですか！」と、真顔でまさかのツッコミ(笑)。

「すみません、上の決定には逆らえなくて…」と伝え、なんとか許してもらいました(笑)。

そして撮影タイム。

小道具でラムネを用意し、犬飼さんに直接ラムネの栓を開けてもらったのですが、「また手撮ってるじゃないですか(笑)」と犬飼さんからのツッコミが。

たぶんあまりの手の美しさに、自然とカメラマンさんが犬飼さんの手に引っ張られたんです。わかる。

というわけで今月こそ、手のヨリしか写ってない…わけはないですが(笑)、

しれっと小さく、そのやりとりがあったときの、手だけの写真も掲載してるので、注目してみてください！

@ suzukish1n
写真に必要なものは勘（感）である。何気ない風景に人が通り過ぎそうな気配、天気が変わりそうな匂い、一番良い笑顔が現れそうな前兆。いつの時代も写真は行為の後に現れるもの。その最高の瞬間を予見できる能力が必要なのだ。

人は何かと制御しようとする。制御できるものだと思い込んでいる。機械、自然、そして人の気持ち。自分の思い通りにいかないと肩を落とす。でもこう考えてみてはどうだろう。すべては制御できないものとする。自分の思い通りにいかなくて当たり前。思い通りにいったらラッキーだった、くらいで上等なのではないだろうか。

ロケの撮影のほとんどが晴天を望む。明け方の撮影で曇りだったら撮影を中止にするはずが、朝日は出そうだからとりあえずやってみようという事になった。朝日は一瞬顔を出しすぐにどん曇りに隠れた。とりあえずとはいえ無我夢中の３０分。後日仕上がりを見て、心底曇って良かったと思った。世の行く末を案ずる若き日の平清盛が居た。この写真はいつもこの仕事を超えられたかと反省する計りになっている。

世界は人の数だけあるとするのならば、自分の見ている風景は星の数ほどある見方の一つにしか過ぎない。この一片を受け止めるのが写真なのである。世界という濁流を自分の思い通りにしようとするのではなく、一瞬の息継ぎの瞬間を見抜く力。写真に必要なものはこの勘（感）である。

小狐狸：那个时候 虽然手表坏了，但是 它确实走过 夏目，我记得这件事的。
あの時 時計は壊れっちやったけど，でも 確かに 動いてたんだよ 夏目，そのこと 僕は覚えてて。

夏目：人和妖怪 生长在不同的时间的生物们。一瞬间的擦肩而过，相遇和别离，就算这样，我也想要将所有的一切珍藏心底。
人とアャカシ 違う時間を生きるものたちを。ほんの一瞬すれ違う、出会いと別れ、それでも俺はその全てを大切に思って生きたい。

——《夏目友人帐叁•小狐狸的手表》（子狐のとけい）