（转）吴越国钱氏王族“官”、“新官”款白瓷器
白瓷执壶

白瓷官款海棠杯

白瓷官款花口碟

白瓷官款花口盘

白瓷釦银瓜形执壶

白瓷釦银花口盘

白瓷釦银云龙把杯

白瓷釦银大碗

小水注

自唐代中期开始，随着社会经济的繁荣和茶文化的兴起，刺激了瓷业的发展，以南方越州瓷窑为代表的青瓷窑系和北方定、邢、磁州窑为代表的白瓷窑系形成了“南青北白”的制瓷新格局。

定窑是我国北宋至金代北方地区声誉最高、影响最大的窑场，以烧造白瓷为主。窑址位于今河北省曲阳县，因该县在唐、五代、北宋时曾隶属定州管辖，故其境内窑场名曰定窑。明、清时文人士大夫将其与柴、汝、官、哥、钧等著名瓷窑并称，继而又演绎出汝、官、哥、定、钧宋代“五大名窑”的说法。

定窑烧制瓷器始于唐代，北宋至金代达到鼎盛，元代以后渐趋式微。定窑素以烧造白瓷而闻名天下，产品造型规整、胎质洁白、釉质温润，多以刻、划、印花和描金等技法进行装饰，尤以印花装饰最为突出，构图严谨、图案清晰，被后人推为“印花之冠”。定窑除大量烧造民用瓷以外，从晚唐到金代还曾烧造宫廷用瓷和官府用瓷。北宋至金代，定窑瓷产量巨大，影响深远，以致在河北、山西等地形成庞大的瓷窑体系。宋廷南渡后，曾在景德镇设窑，完全取法定器，遂形成了北定与南定之分。唐、宋时期定窑瓷器还曾作为贸易瓷远销海外，在今天亚洲及北非一些国家的古代遗址中，有定窑瓷器标本发现。

1978年11月、1980年7月临安相继发现了吴越国缔建人钱镠父母亲墓——钱宽墓、水丘氏墓，两墓同茔异穴。钱宽墓发掘出土白瓷十九件，其中有十五件精细白瓷，器型有碗、碟、壶、杯、盘，器物内外满釉，釉色白中泛黄或白中闪青，胎质洁白致密，胎体轻薄，瓷化程度较高，器物素面，除一件无款外，其余器物外底皆行刻“官”、“新官”款识。水丘氏墓出土随葬白瓷十七件，皆制作精美，造型轻盈别致，釉色莹润明亮，胎体极薄，透光性极好，富有脱胎之感，胎质精细洁白，瓷化程度相当高，器物外底亦刻“官”、“新官”款，且器口、圈足大多鎏金银釦。

钱宽水丘氏墓出土的白瓷器造型丰富、品类多样，具有以下特点：（1）器物多带款识。钱宽墓出土白瓷多落“官”款，水丘氏墓多落“新官”款。（2）器型风格鲜明。以瓜、花为题材创意，皆以素面呈现，通过简洁的模压、线条压棱、等距内凹等工艺造型，形制生动，构思精妙。（3）器形规整、品质上乘。白如雪、明如镜、薄如纸、声如磬，胎骨坚实而致密，釉面滋润而匀净，其质量和造型炉火纯青，代表了晚唐定窑产品的最高水平，堪称薄胎瓷生产的巅顶之作。（4）器物用途明确，实用性强。碗、杯、碟、壶、注或为饮具，或为食具，皆为日常饮食用器，器物规格与实际用途相符，当为主人生前使用之物。

钱宽水丘氏墓白瓷器的窑口认定和烧制时间。钱宽墓志载：“有唐乾宁二年，钱府君以寿薨于临安茅山衣锦……，年六十有一。光化三年庚申十一月己酉始卜吉于本县义成乡清风里之南原也。”说明钱宽卒于唐乾宁二年（895），窆于光化三年（900）。水丘氏墓志载：“子镠今镇海镇东两军……九月四日薨于浙西府。”《钱氏家乘》记：“天复元年辛酉九月四日王妣秦国夫人水丘氏薨于杭州大都督府。”“王父宽与夫人水丘氏合葬衣锦南乡清风里之南原。”文献记载与墓志可辨识文字基本一致，说明水丘氏卒于唐天复元年（901），并于是年与钱宽并葬于衣锦南乡清风里。这就明确了钱宽墓随葬的白瓷器下限是公元900年，水丘氏墓随葬白瓷器的下限是公元901年。《钱氏家乘·武肃王年表》记：钱镠生于唐宣宗大中六年（852），唐咸通十三年（872）从军。唐乾符四年（887）授镇海军副使。光启三年（877），因平定浙东观察使刘汉宏而授杭越管内都指挥使、上武威大将军兼杭州刺史。景福二年（893）授镇东镇海节度使、浙西道观察处置使、润州刺史。乾宁二年（895），钱镠奉诏剿灭董昌，唐昭宗赐铁券以示褒奖，并敕授检校太师、定乱安国功臣。后梁开平元年（907）受封吴越王。龙德三年（923）封为吴越国王。钱镠以三十五年的戎马征战、平定两浙战乱，创建吴越国。僖宗光启三年（887）以后钱镠逐步被中原皇室赏识和倚重。由于当时浙江乃至整个南方地区并不具备烧制如此高质量白瓷器的条件，因而其烧造窑口、烧制时间、钱镠拥有这批精致瓷器的时间就成为了学术争讼的悬谜。

为破解这些问题，我们从以物证物和科技检测两个方面加以认识，一是研究分析钱宽夫妇墓出土的“官”、“新官”款白瓷器的造型、纹饰、胎体、釉色、烧造工艺和字体款式特征并与各地出土的“官”、“新官”款白瓷器作比较研究，从形和色上确定其为晚唐时期定窑烧制的产品。二是采用无损成份分析法对瓷器的胎釉成份作半定量检测，用成份微量元素的构成，科学界定其为北方窑口产品，且数据含量与定窑产品相吻。对钱鏐获得这批白瓷器的时间和瓷器的烧制时间我们也作出了相应的判断：钱宽夫妇墓“官”、“新官”款白瓷器极有可能是中原皇室赐予钱鏐的物质奖赏，也即是说钱鏐拥有这批珍瓷的时间是在唐乾符四年（877）至唐天复元年（901）之间短短的二十几年间，其烧制时间亦基本可确定在此期间。

“官”、“新官”款的涵义和钱宽、水丘氏墓白瓷器的金银釦。“陶成先得贡吾君”，宫廷用瓷是古代瓷器生产时代水平的标志，元代以前国家尚无专门烧制御器的窑场，唐代宫廷用瓷源于民窑，采用的是自下而上的贡奉和自上而下的派造两种形式。窑口烧制的大部分产品作为商品用于民间销售，至精至美之瓷才能作为贡品进奉朝廷。譬如作为南方最著名的青瓷窑口越窑，从唐代开始就不断地向宫廷进贡“秘色瓷”器，五代时期越瓷输贡不绝且数量巨大。宫廷用瓷的另一种形式是窑场受宫廷指派烧制瓷器，钱宽、水丘氏墓出土的“官”、“新官”白瓷就属于这种以派造方式烧造的产品，唐代的定窑、邢窑、越窑、磁州窑都曾为皇室以这种方式烧造御用瓷器，但它们均不是官窑，而是官派民烧或官监民烧。钱宽、水丘氏墓出土的白瓷器“官”、“新官”款同出，说明唐代执行官样标准制度上的不同，即“新官”新标准是相应于“官”旧标准而出现的。钱宽墓白瓷以“官”款居多，水丘氏墓则以“新官”款为多，两墓出土的白瓷器器型、纹饰、胎质、釉色上似无本质的差异，当是同一窑口、相近时期制作的产品，只是烧制具体时间上略有先后而已。国内有准确纪年墓葬“官”字款白瓷最早为唐景福二年（893），水丘氏墓“新官”款的出现，也不晚于天复元年（901）。水丘氏墓出土的十四件器物在口沿、足沿、流、钮等部位作鎏金银釦，而晚唐定窑瓷器的装烧工艺采用的是匣钵仰烧，与宋代采用的覆烧工艺迥然不同，非“芒口”，不加金银釦也不影响其使用，器物多釦的成因：一是延袭皇室崇尚金银器的传统，在唐金银尚不作货币流通，而一直为皇室及权贵制作器物使用。晚唐瓷业的空前发展，仿金银器造型薄胎精细白瓷的烧制直追金银器的现象也随之产生，在精白瓷上嵌釦金银，无疑是金银器与白瓷器产品融合的产物，为珍贵白瓷器再赋予更高的附加价值取向的结果。二是在晚唐“南青北白”的瓷业生产背景下，钱氏王族拥有中原皇室赏赐之物，既稀罕、也极其珍贵，在获得这些制作精湛、造型优美的白瓷后，采用金银釦工艺，对其做了加工，以显殊荣和奢华。考钱宽水丘氏夫妇墓以降经发掘的多座钱氏王族墓，随葬器物均未有精细白瓷器的再现，也说明“官”、“新官”款白瓷器绝非吴越国钱氏王族易得常用之物。三是在珍贵瓷器上加釦金银是吴越之地的一项特殊技艺，晚唐时进贡中原皇朝的越窑秘色瓷就有了这项工艺，钱氏王族将这项工艺发挥到了极致，三世五王将秘色瓷择作方物并加金银釦源源不断地向中原朝廷进贡。

钱宽水丘氏夫妇“官”、“新官”款白瓷器的特征。钱宽墓出土的十九件白瓷器中除一件执壶无款识，一件碗落“新官”款外，其余十七件均落“官”款。水丘氏墓出土的十七件白瓷器中除一件瓜棱执壶、一件花口碗、一件水注无款识，一件釦银瓜棱执壶、一件海棠杯、一件葵形花口碟落“官”款外，其余十一件均落“新官”款。器物落款的位置都在器外底，均为行书体，除钱宽墓出土的四瓣菱形花口盘呈阳刻“官”款外，余皆阴刻。

从刻字工具来看，分两种，一种较尖细，字迹细深而有力，钱宽墓的“官”款花口碟，水丘氏墓的“新官”款花口碟、盏、托和“官”款执壶皆以此类划刻工具题款。另一种工具较圆钝，运笔圆润而饱满，钱宽墓、水丘氏墓的“官”款海棠杯，钱宽墓的“官”款菱形花口盘均以同类工具落款。从刻写笔法来看，题刻出自多人之手，钱宽墓、水丘氏墓出土的“官”款海棠杯、“官”款菱形花口盘，笔法相同应出自一人之手。钱宽墓、水丘氏墓出土的“官”款花口碟，明显带有两种不同的书写风格，当非一人所为。水丘氏墓出土的“新官”款云龙纹把杯、杯托、“新官”款花口碟，不仅书写风格相同，笔法一致，甚至于直书“新官”两字的布局上均呈现出“新”字靠左，“官”字靠右的特点，故可断定为同一人题款。所有款字皆系器物成型后，施釉前题刻。题刻款识风格是研究器物烧制窑口的重要途径之一。

钱宽水丘氏墓出土的“官”、“新官”款白瓷器的制作方式主要分为两种，一种是轮制坯体，碗、壶、注、碟等器物的内外壁均有清晰的旋纹。另一种方式是模制，钱宽墓出土的“官”款菱形花口盘，钱宽、水丘氏墓的“官”款海棠杯，水丘氏墓的云纹把杯均体现出模制器物的典型特征。

钱宽水丘氏墓出土的白瓷器多仿唐中期以前流行的金银器皿，钱宽、水丘氏墓的海棠杯、连托把杯、执壶、菱形盘、花口碟等，在造型、纹饰、装饰技法上或多或少地带有模仿金银器的痕迹，是运用瓷器制作不同材质同型器物的工艺创造。

水丘氏墓出的“官”款葵形花口碟与钱宽墓出土的“官”款葵形花口碟型制相同，皆为十瓣花口，但水丘氏其他“新官”款菱形花口碟，均为十二瓣花口，工艺上“新官”款白瓷碟比“官”款白瓷碟更精致，器型更规整。

如同秘色瓷研究一样，定窑白瓷的研究在学术界亦存在许多悬而未决的问题，如定窑的创烧时间 ，定窑的分期研究，“官”、“新官”款瓷器的产地含义研究，定窑的装烧方法研究，定窑覆烧工艺的研究等等均未得出最终的结论，而钱宽水丘氏墓出土的晚唐时期的定窑白瓷器无疑为上述课题研究的破题和深入提供了非常重要的实物资料。

ヒカルの碁
第一局　永遠のライバル

誰だ
これは最善の一手ではない最強の一手でもない
走れ 明かり 爺ちゃんちすぐそこだ
もう だからまっすぐ帰ろうって言ったのに
爺ちゃん 爺ちゃん 上がらせてもらうよ
ねえ 本当にいいの
あ どれもパッとしないなあ
光る もう 出ようよ 気味悪いよ
勝手にそんなことしていいの
この間の社会のテストで8点しか取らなくてさあ小遣い止められてんだ
おっ これなんかいいんじゃねえか
これ知ってる五目並べする台でしょう
かなり古そうだなあ
爺ちゃんが昔使ってたやつかなあ
こりゃ高値で売れるかもなあ
ねえ 本当にいいの
平気 平気
きっと爺ちゃんだって忘れてるよ それに
それにこいつだって埃取ってやりゃ
それにしても全然 落ちないぞ この汚れ
うん 汚れってなんかいないよ 綺麗じゃない
これ
どこ
ここ
あ 何もないよ どこ
ここだってば
見えるんですか
だから先からそう言って
私の声が聞こえるんですか
私の声が聞こえるんですね
やっぱりそんな跡なんて
誰だ
嫌だ 光る 変なこと言わないでよ
見つけた やっと見つけた
爺ちゃんか
出てこいよ
私 帰るよ
あまねく神よ 感謝します
私は 私は
私は今一度 現世に戻る
どうしたの 光る 光る
お爺さん 光るが大変だよ
誰だ お前は
藤原佐為
佐為 何者だ
平安の都で大君に囲碁を教えておりました
毎日 毎日 来る日も来る日も囲碁を打っていた私はとても幸せでした
しかし私以外にもう一人 大君の指南役がおりました
ある日 彼が大君には進言したんです
指南役は一人で十分 対局にて雌雄を決し
勝者のみをお召しくださいと
それで 戦ったんだろう どっちが勝ったのさ
盤面互角で対局は進み みんなの視線が注がれる中で 私だけがそれを目にしたのは 本当に偶然でした 彼の碁笥(ごけ)の中に白石が混じっていたんです
それをあの物は 一瞬の隙をついて 自分のあげはまにしたのです
ずるしたんだ
私が声を上げようとした時 そなた 今
おい 貴様 今 碁笥に混じっていたん黒石を自分のあげはまにしたなあ
な 何を言う それは今 そなたがしたことではないか
これはなんとつまらぬ言い訳を
みんなの目が盤上に注がれているのをよいことに碁笥に混じっていた私の石をあげはまにしたではないか
そなたこそいい加減な
見苦しいぞ 静まれ
そのような下卑た行為が 余の前で行われたなどと考えたくもないわ
続けるがよい
私は負けました
心の動揺を抑えきれぬままに
さかしいごまかしをしたという汚名まで付いて 都を追い出された私に 生きる術はありません
それから2日後 私は入水したのです
私はもっと 碁を打ちたかった
成仏できぬ私の魂はある碁盤に宿り 遥かな年を経って瀬戸の海に浮かぶ因島である少年の声をを聞きました
彼の名は虎次郎
少年よ 私の流した悔し涙が見えるのならば そなたの心の片隅に 私を住まわせておくれ
虎次郎の名は秀策と改められ

２０歳で師の跡目となり

十四世本因坊秀策を名乗ることになったのです
本因坊秀策
しかし 虎次郎は流行病に倒れ ある夜 34歳の若さにして彼は
碁盤についてた血は そいつのものだったのか それで 俺に乗り移ったのはまた碁が打ちたいってわけか
はい なぜなら 私はまだ神の一手を極めていない
光る お前昨日救急車乗ったんだって
あ あん
光る
光る 本当に大丈夫 何があったの 昨日
それがさあ 自分でもよく覚えてないんだ
起きたっら もう今日になってて
後ろの人に回してください
はい 始めてください
ほお 歴史の問題ですか
ああ お前
なんですか
あ いえ
その すみません
座って テストを続けなさい
はい
昨日のあれは 夢じゃなかったんだ
はい
で お前の名前 なんってだっけ
佐為です
佐為か お前 そんなに碁が好き
はい
まだ碁を打ちたい
はい
でもわりーな 俺 碁なんて 全然やる気ないから
光る
進藤君
何をした てめい
な 何もしてません 何も
光る 大丈夫
進藤君
進藤君 大丈夫 保健室に行く
もう平気す
碁を打てないという私の悲しみがあなたの意識を包んだだけです
ったく 千年に及ぶお前の情熱には舌を巻くぜ
でもな 俺には俺の人生設計があるんだ
なあ 俺以外のやつじゃダメなの 乗り移るのを
多分
分かったよ たまには打つだけならいいか
けど俺の心は俺の物だからな 勝手に話しかけてくるな
はい
えーと 誰だったっけな
あと十分ですよ もうできた人は間違いがないか もう一度チェックしましょうね
ダメだ 佐為 お前知ってるか 天宝の改革って
天宝の 老中の水野さまが始められた
それそれ
ああ 懐かしい 一度常住で碁を打ったことがあるんですよ
じゃ ペリーも知ってる
うん ペリー
ペリーだよ 黒船率いてやってきた
あ ペルリ提督ですね
それだ そのベルリ提督はどこに来たんだ
浦賀です あの時は大騒ぎでした
浦賀っと
佐為
はい
お前って結構使えるやつだな
進藤君 何ひとりごと言ってるの テストはもうできたの
もうちょっとです
頑張ってね
人の体を通り抜けておきながら謝りもしない なんたる無礼な
光る この時代の女性はみんな
分かった 分かった 分かったら そう頭の中で騒ぐな
終わったら 碁を打てる所へ連れてってやるから
うわあ すごい人ですね
天下の大東京だからな
そいで そいで どこで碁を打つんですか
碁会場
うん
爺ちゃんが時々行ってるらしいんだけど碁の好きなおやじたちが集まって碁を打つ場所があるんだと
いつの時代でも 囲碁を愛する人はいるのですね
あら こんにちは どうぞ
うん
わあ 爺ばっかし
あの 君 ここ初めて
ここもなんもまるっきり始めて
誰でも打てるの
打てるわよ
じゃ はい お前書いて
棋力はどれくらい
棋力 よくわからない
え 人と対局したことないんだ
そこそこ強いと思うけど
あっ 子供いるじゃん あいつと打てる
あ うん でも あの子は
対局相手を探しての
うん
いいよ 僕打つよ
ああ でもこの子
奥へ行こうか
うん
ちょっと待って 子供なら500円よ
えっ お金要るの
初めてここに来てくれたんだから
今日はサービスしてあげてよ
アキラ君がそう言うなら
僕は塔矢アキラ 君は
進藤ヒカル 六年生だ
僕も六年生だよ
やっぱり年寄りが相手じゃ盛り上がんねえもんね
棋力はどのくらい
それが よくわかんないんだ 結構強いと思うんだけど
よくわかんないのに強いの
じゃとりあえず 君の置き石は 四つか5つぐらいにしようか
置き石って ハンデのこと
要らねえよ そんなの お前と俺と同い年じゃん
塔矢アキラ相手に置き石なしだって
とんでもない坊主だ
いいよ じゃ 先手でどうぞ
俺 ちょっと打つのが遅いかもしんないけど 勘弁なあ
佐為 そんなに嬉しいのか
百四十年ぶりだもんな
光る 行きますよ
よーし
17の四 右上隅 小目
17の 一 二 三 四
思いっきり初心者の手付きだなあ
16の17 右下隅 小目
16の17 ここか
三の16
三の16
16の五
16の五
こすみ
十四の四
十四の四
石の打ち方は初心者だけど 石の筋はしっかりしている 自分でも強さと言うだけある
どうした 早く打てよ
あっ ごめん
しかし 定石の方が古い
それに 時々変なところで手が止まるのはなぜだ
ええと 十四の十一 ここか
僕も打ち込みにも動じない
いや 動じないどころか 軽やかに躱していく
その白石はあなたの物です 取りなさい
はっ これ
はい
十九の十五
いいの 取られちゃって
十八の十四
これ 取れるんだよね
はい
どうしたの
その白の九子が死んだのです
その石は のちにヒカルのあげはまになります
こんなに一杯 じゃ 楽勝じゃん
いえ この物はそれほど柔ではありません
あの九子は 私が取ったのではなく 彼が捨てたのです
よく ご覧なさい
これは
まだやれる
左上の九子は大きかったけど 僕は 中央の空間を支配している
大丈夫なの
多分
四の13
八の五
えーと 八の そこか
あ これは これは最善の一手ではない最強の一手でもない
僕がどう打てくるか試している一手だ
僕の力量を測っている
遥かな高みから
じゃ またね
ありがとうございます
あら 終わったの
うん やっぱり対局はまだ早いわ 俺
打つのすごく時間が掛かって もうヘトヘト
あらあら あっ そうそう
今度子供の囲碁大会あるんだけど はい
見に行ってみたら
考えとく 今日はありがとう お姉さん
またね
アキラ君とやるのは五十年早かったかな
え 負けた
そんなバカな
アキラ君が負けたのか
アキラ君はプロに近い実力なんだぜ
置き石だったんだろう
なんの碁置かせたって
先手の黒番で
何目差だって
二目差
二目差なら こみを入れれば アキラ君の勝ちだ
二目差とか
そんなレベルじゃない
ちょっ ちょっと待ってよ
アキラ君が負けたって 本当なの
まさか
だってあの子 今まで一度も対局したことがないって言ったのよ
一度も対局したことがない
なんなんだ 彼は一体
慣れないことしたから 疲れちゃった
ちった満足したか
はい
おーし じゃ 帰ったら会社の宿題だ
なんなりと
うん 走るぞ
はい

《滴天髓阐微 · 上篇 · 方局》
　　方是方兮局是局，要得方兮莫混局。

　　【原注】寅卯辰，东方也，搭一亥或卯或未，则太过，岂不为混局哉！

　　【任氏曰】：

　　十二支，寅卯辰东方，巳午未南方，申酉戌西方，亥子丑北方。凡三字全为成方，如寅卯辰全，其力量较胜于亥卯未木局。戊日遇寅月，见三字，俱以杀论；遇卯月，见三字，俱以官论，己日反是。遇辰月，视寅卯之势，较量轻重，以发杀，其余仿此。若只二字，则竟不取，所言方局莫混之量，愚意以为不然，且如木而见亥字，为生旺之神；见未字，为我克之财，又是木盘根之地，亦何不可？即用三合木局，则有所损累耶？至于作用，则局之用多，而方之用狭，弗以论方而别生穿凿也。

　　甲寅 丁卯 戊辰 己未

　　戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉

　　此木方全，搭一未字为混，然无未字，则日主虚脱，且天干甲木透出作杀而不作官，必要未字日主气贯，身杀两停，名利双辉。鼎甲出身，仕至极品，可知方混局之无害也。

　　丙辰 庚寅 乙卯 丁亥

　　辛卯 壬辰 癸巳 甲午 乙未 丙申 丁酉

　　此支类东方，火明木秀，最喜丙火紧克庚金之浊，然春初木嫩，必得亥时生助。为人风流潇洒，学问渊深。丁亥生木助火，采芹攀桂；巳运南宫报捷，名高翰苑；午运拱寅合卯，采梁栋于邓林，是难哲匠，搜琳琅于瑶圃；爰藉宗工；至酉，乙木无根，金得地，冲破东方秀气，犯事落职，若无亥水化之，岂能免大凶！

　　局混方兮有纯疵，行运喜南或喜北。

　　【原注】亥卯未木局，混一寅辰，则太强，行运南北，则有纯疵，不能俱利。

　　【任氏曰】：

　　地支有三位相合而成局者，亥卯未木局，寅午戌火局，巳酉丑金局，申子辰水局，皆取生旺墓，一气始终也。柱中遇三支合势，吉凶之力较大。亦有取二支者，然以旺支为主，或亥卯，或卯未，皆可取，亥未次之。凡会忌冲，如亥卯未木局，杂一酉丑字于其中，而以与所冲之神紧贴，是为破局。虽冲字杂地其中，而不紧贴，或冲字处于其外而紧贴，则会局与损局瘐论，其二支会局者，以相贴为妙，逢冲即破，他字间之，亦遥隔无力，须天干领出可用。至于“局混方兮有纯疵”之说，与“方要得方莫混局”，之理相似，究其理亦无所害。见寅字是谓同气，见辰字是谓余气，又是东方湿土，能生助木神，又何损累耶？”行运南北之分须看局中意向为是。如木局，日主是甲乙，四柱纯木，不杂别字，运行南方，谓秀气流行，则纯；运行北方，谓之生助强神，无疪。或干支有火吐秀，运行南方，名利裕如；运行北方，凶灾立见。木论如此，余者可知。

　　甲寅 乙亥 乙卯 癸未

　　丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未

　　此木局全，混一寅字，然四柱无金，其势从强，谓深得一方秀气。少年科第，惟庚辰辛巳运，虽有癸水之化，仍不免刑丧起倒，仕路蹭蹬。至六旬外，运走壬午癸未，由县令而迁司马，履黄堂而升观察，直如扬帆大海，谁能御之！由此观之，从强之木局，东南北运皆利，惟忌西方金运克破耳。

　　甲寅 丁卯 乙未 丁亥

　　戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉

　　此亦木局全，混一寅字，取丁火食神秀气，非前造从强论也。至巳运，丁火临官，登科发甲；庚午辛未，南方金败之地，不伤体用，仕途平坦；壬申，木火皆伤，破局，死于军中。前则从强，南北皆利；此则木火，西北有害。由此两造观之，局混方之无害也。

　　若然方局一齐来，须是干头无反复。

　　【原注】木局木方全者，须要天干全顺得序，行运不背乃好。

　　【任氏曰】：

　　方局齐来者，承上文方混局局混方之谓也。如寅卯辰兼未，亥卯未兼寅辰，巳午未兼戌，寅午戌兼巳未，申酉戌兼巳丑，巳酉丑兼申戌，亥子丑兼申辰，申子辰兼丑亥子类是也。干头无反复者，方局齐来，其气旺盛，要天干顺其气势为妙。若地支寅卯辰，日主是木，或再见亥之生，未之库，如地支亥卯未，日主是木，或再逢寅之禄、辰之余，旺之极矣，非金所能克也，须要天干有火，泄其精英，不见金水，则干头无反复，然后行土运，乃为全顺得序而不悖矣。如天干无火而仍生木，逢凶有解。苟有火而见水，或无火而见金，此谓干头反复，如得运程安顿，遇土则可止其逆水，遇火则可去其微金，亦不失为吉耳。如日干是土，别干得火，相生之谊，亦不反复；见金以寡敌众，见水生助强神则反复矣。所以制之以盛，不若化之以德，则其流行全顺矣。余仿此。

　　甲寅 丁卯 乙亥 癸未

　　戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉

　　此方局齐来，得月干丁火独透，发泄菁英，何其妙也。惜乎时干癸水透露，通根亥支，紧伤丁火秀气，谓干头反复，所以一衿尚不能博，贫乏无子。设使癸水换一火土，名利皆遂矣。

　　丁卯 甲辰 甲寅 乙亥

　　癸卯 壬寅 辛丑 庚子 己亥 戊戌

　　此亦方局齐来，干头无水，丁火秀气流行，行运不甚反悖。中乡榜，仕至州牧，子多财旺，赋性仁慈，品行端方，寿越八旬，夫妇齐眉。所谓木主仁，仁者寿，格名曲直仁寿者，信斯言也。由此两造观之，干头反复与全顺得序者，天渊也。

　　成方干透一元神，生地库地皆非福。

　　【原注】寅卯辰全者，日主甲乙木，则透元神，而又遇亥之生，未之库，决不发福，惟纯一火运略好。

　　【任氏曰】：

　　成方干透元神者，日主即方之气也。如木方日主是木，火方日主是火，即为元神透出也。生地库地皆非福者，身旺不宜再助也，然亦要看其气势，不可一例而推。成方透元神，旺可知矣，固不宜再行生地库地，以帮方也。倘年月时干不杂财官，又有劫印，谓之从强，则生地库地，亦能发福。如逢纯一火运，真谓秀气流行，名利皆遂。如年月时干，财官无气，再行生地库地之运，不但不能发福，而且刑耗多端。此屡试屡验，故志之。

　　戊寅 甲寅 甲辰 丁卯

　　乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申

　　此成方，干透元神，四柱不杂金水，时干丁火吐秀，纯粹可观。初中行运火土，中乡榜，出宰名区；惜木多火炽，丁火不中以泄之，所以运至庚申，不能免祸。

　　癸卯 丙辰 甲辰 丙寅

　　乙卯 甲寅 癸丑 壬子 辛亥 庚戌

　　此造财旺提纲，丙食生助，当以财星为用，丙火为喜，癸水为忌。身旺用财，遗业十余万。初年水木运，一败如灰：至辛亥运，火绝木生，水临旺，冻饿而死。以此观之，不论成方成局，必先察财官之势。若财旺提纲，则以财为用；或官得财助，则以官为用；如财不通月支，官无旺财生，必须弃其寡而从其众也。余皆仿此。

　　成局干透一官星，左边右边空碌碌。

　　【原注】甲乙日遇亥卯未全者，庚辛乃木之官也，又见左辰右寅，则名利无成。甲乙日单遇庚辛，则亦无成。

　　【任氏曰】：

　　如地支会木局，日主元神透出，别干见辛之官、庚之杀，虚脱无气，即余干有土，土亦休囚，难以生金，须地支有一申酉丑字为美。若无申酉丑，反加之寅辰字，则木势愈盛，金势愈衰矣 ，故碌碌终身，名利无成也。若得岁运去其官星，亦可发达，必要柱中先见食伤，然后岁运去净官煞之根，名利遂矣。本局如此，余局仿此论之可也。

　　辛未 辛卯 乙未 丁亥

　　庚寅 己丑 戊子 丁亥 丙戌 乙酉

　　此乙木归垣，亥卯未全，木势旺盛，金气虚脱，最喜时透丁火，制煞为用。故初运土金之乡，奔驰未遇；至于亥运，生木制煞，军前效力，得县佐；丙戌运中帮丁克辛，升县令。此所谓强众而敌寡，势在去其寡，非煞旺宜制而推也。至酉运，煞逢禄旺，冲破木局不禄。

　　辛未 辛卯 乙未 戊寅

　　庚寅 己丑 戊子 丁亥 丙戌 乙酉

　　此乙木归垣，虽无全会，然寅时比亥之力量胜数倍矣。以大象观之，局中三土两金，似乎财生煞旺，不知卯旺提纲，支中皆木之根旺，非金之在地也。初运土金之乡，采芹食廪，家业丰裕：一交丁亥，制煞会局，刑妻克子，破耗异常，犯事革名，忧郁而死。

　　庚寅 己卯 乙亥 癸未

　　庚辰 辛巳 壬午 癸未 甲申 乙酉

　　此造正合本文成局，干透官星，左右皆空，四柱一无情致，用财则财会劫局，用官则官临绝地，用神无所着落，为人少恒一之志，多迁变之心，以致家业破耗。读书未就，而学医；医又不就，又学堪舆；自以为仲景再世，杨赖复生，而人终不信；又学巫，学易，学命，所学甚多，不能尽述。不但一无所就，而且财散人离，削发为僧矣。