お喋り日本語&闲聊日语
(205)
❤[あの頃の自分の事]❤
これは芥川の学生時代の話、なかなか興味深く、予想外に面白かったです。芥川の他の随筆に比べ、本当に明るい。
そして、谷崎と芥川の二人の間に文学の論争があったことも今度初めて知った。どちらも優れていて、どちらも間違いではない主張なのに、対立するのでしょうね。その他、文には成瀬正一や久米正雄らと銀座や大学近くの店で飲食し、歌舞伎やピアノコンサートに行き、文学論にも熱中する芥川の姿もあった。その若い時の楽しさを存分に享受している芥川の姿は彼の普段している憂鬱なイメージとは全く別人でした。
やはり彼の黄金時代は大学時代だったかもね!なんだか生き生きして楽しそうな感じなので、芥川にとってこの頃が一番楽しかったのかな、と思いました。
芥川的大学时代的故事。比想象的有意思,而且和其他作品相比,作品风格非常明快,有趣。
第一次知道了芥川和谷崎润一郎之间的文学相争。其实,他们俩人都没有错,却争得那么对立呢。此外,在文中他写了与成瀬正一,久米正雄等在银座呀,大学附近的店里吃饭喝酒,看歌舞伎和钢琴演奏会等,以及热衷于文学争论的芥川。那种享受年轻,享受文学的青年形象跃然纸上。和他平时给我们的忧郁的印象截然相反呢。
或许,对芥川来说,生命的黄金时期就是东京大学那个时代呢。读着这个作品总让人感觉到一种快乐,和向上的力量。所以对芥川来说,也许这个时期是他最快乐的时期吧?我想。
(205)
❤[あの頃の自分の事]❤
これは芥川の学生時代の話、なかなか興味深く、予想外に面白かったです。芥川の他の随筆に比べ、本当に明るい。
そして、谷崎と芥川の二人の間に文学の論争があったことも今度初めて知った。どちらも優れていて、どちらも間違いではない主張なのに、対立するのでしょうね。その他、文には成瀬正一や久米正雄らと銀座や大学近くの店で飲食し、歌舞伎やピアノコンサートに行き、文学論にも熱中する芥川の姿もあった。その若い時の楽しさを存分に享受している芥川の姿は彼の普段している憂鬱なイメージとは全く別人でした。
やはり彼の黄金時代は大学時代だったかもね!なんだか生き生きして楽しそうな感じなので、芥川にとってこの頃が一番楽しかったのかな、と思いました。
芥川的大学时代的故事。比想象的有意思,而且和其他作品相比,作品风格非常明快,有趣。
第一次知道了芥川和谷崎润一郎之间的文学相争。其实,他们俩人都没有错,却争得那么对立呢。此外,在文中他写了与成瀬正一,久米正雄等在银座呀,大学附近的店里吃饭喝酒,看歌舞伎和钢琴演奏会等,以及热衷于文学争论的芥川。那种享受年轻,享受文学的青年形象跃然纸上。和他平时给我们的忧郁的印象截然相反呢。
或许,对芥川来说,生命的黄金时期就是东京大学那个时代呢。读着这个作品总让人感觉到一种快乐,和向上的力量。所以对芥川来说,也许这个时期是他最快乐的时期吧?我想。
お喋り日本語&闲聊日语
(203)
❤芥川的<魚河岸>❤
最近は芥川龍之介にハマってる。<魚河岸>は芥川の短編で、今回は私小説でした。かつて芥川の短編は主に人間の心情の変化を描いた作品が多いような印象がありますが、今回の短編は珍しく非常にリアルな日常風景でした。泉鏡花の名前が何回も出たので、後で探して彼の作品を読んでみたいです。
そして、この短編のあらすじを簡単に言うと、「友達と一緒に店で嫌な客がいるなぁとか思ってたら、友達の友達だった」みたいな話。まあ、なんというか、日常生活には、こういう事ってよくあると思うんですね。例えば、中学校とかでも、「廊下にうるさいやつがいるなあ」なんて思ったら、だいたい友達の友達である事が多かったですね。まさか、芥川もこういう思いをしたことがあったね。
最近一直在读芥川龙之介的小说。今天读的<魚河岸>是芥川的一篇第一人称短篇小说。过去他的短篇小说大部分是以描写人的心理状态描写为主,可这次非常真实地描写了日常生活的场景,这种状况比较少呢。还有,在文中多次出现了泉镜花的名字,挺好奇的。希望以后有时间找到他的作品来看一下。
我们再说一下这篇小说的梗概。总的意思是是这样子的。“和要好的朋友一起去了一家酒店,却碰到了一个非常讨厌的人。却没想到这个人竟是朋友的朋友”这样一个故事。哈哈,这种事情大家都碰到过吧?比如说,一般在中学的时候比较多,“在走廊里有个人闹得厉害,太讨厌了。后来发现,竟是朋友的朋友”。在日常生活中,这样的例子,举不胜举。嘿,没想到,连芥川也碰到过呢。
(203)
❤芥川的<魚河岸>❤
最近は芥川龍之介にハマってる。<魚河岸>は芥川の短編で、今回は私小説でした。かつて芥川の短編は主に人間の心情の変化を描いた作品が多いような印象がありますが、今回の短編は珍しく非常にリアルな日常風景でした。泉鏡花の名前が何回も出たので、後で探して彼の作品を読んでみたいです。
そして、この短編のあらすじを簡単に言うと、「友達と一緒に店で嫌な客がいるなぁとか思ってたら、友達の友達だった」みたいな話。まあ、なんというか、日常生活には、こういう事ってよくあると思うんですね。例えば、中学校とかでも、「廊下にうるさいやつがいるなあ」なんて思ったら、だいたい友達の友達である事が多かったですね。まさか、芥川もこういう思いをしたことがあったね。
最近一直在读芥川龙之介的小说。今天读的<魚河岸>是芥川的一篇第一人称短篇小说。过去他的短篇小说大部分是以描写人的心理状态描写为主,可这次非常真实地描写了日常生活的场景,这种状况比较少呢。还有,在文中多次出现了泉镜花的名字,挺好奇的。希望以后有时间找到他的作品来看一下。
我们再说一下这篇小说的梗概。总的意思是是这样子的。“和要好的朋友一起去了一家酒店,却碰到了一个非常讨厌的人。却没想到这个人竟是朋友的朋友”这样一个故事。哈哈,这种事情大家都碰到过吧?比如说,一般在中学的时候比较多,“在走廊里有个人闹得厉害,太讨厌了。后来发现,竟是朋友的朋友”。在日常生活中,这样的例子,举不胜举。嘿,没想到,连芥川也碰到过呢。
お喋り日本語&闲聊日语
(202)
❤生活艺术化,艺术生活化❤
今日は<永久に不愉快な二重生活>を読んだ。タイトルは長かったが、思ってたより短かった。芥川は芸術生活と日常生活とについて、日本では当分このまま二重生活を続けていくしかないと「新潮」編集者中村武羅夫への私信の形で書いた短文でした。多分、あの時の芥川さんだけではなく、今でも、芸術を職とするほとんどの現代人がそうなんじゃないかな。極めて不愉快、でもどこの国でも、芸術だけで生きていけるのはやはり厳しい。感慨深いですね。
そして、短文の中の<生活を芸術化、芸術を生活化>という言葉が凄く印象に残った。さすが大文豪の芥川ですね。大正時代なのにこんな立派な言葉を使うんですね。ちなみにまあ、<生活を芸術化、芸術を生活化>と言えば、やはり日本ですね。私見ですが、世の中、普段の日常生活の中で、あんなに美を追求する国は日本が唯一無二です。“衣食住行”生活が至る繊細な部分まで、日本人は匠の魂を持って、究極の美を追求する。こういうのは、他の国で見たことがない。
今天读了芥川的《永远不愉快的两重生活》。比想象的短多了。是芥川写给「新潮」編集中村武羅夫的回信形式的短文。写了在日本,自己只能继续过一种艺术生活和日常生活的两重生活的苦恼。这种状况,不仅仅是当年的芥川,估计即使是现在,很多除了自己的工作,还兼做其他自己喜欢的事情的现代人来说,也是一样的。一定非常的不愉快。但是,在当今世界,无论哪个国家,仅靠艺术是养不活自己的。感慨万分。
再说文中的一句话。不愧是大文豪芥川。尽管当年还是大正时代,居然能说出“艺术生活化,生活艺术化”这样优秀的语言。真的让我非常佩服。要说生活艺术化,艺术生活化,还真就是非日本不可,其他国家都无法与之相比。不论是衣食住行,还是普通的日常生活当中,日本人都是以匠人精神,把生活极致地艺术化到各个细节部分。在其他国家,还真没见到过这么严格地追求极致的美的。
(202)
❤生活艺术化,艺术生活化❤
今日は<永久に不愉快な二重生活>を読んだ。タイトルは長かったが、思ってたより短かった。芥川は芸術生活と日常生活とについて、日本では当分このまま二重生活を続けていくしかないと「新潮」編集者中村武羅夫への私信の形で書いた短文でした。多分、あの時の芥川さんだけではなく、今でも、芸術を職とするほとんどの現代人がそうなんじゃないかな。極めて不愉快、でもどこの国でも、芸術だけで生きていけるのはやはり厳しい。感慨深いですね。
そして、短文の中の<生活を芸術化、芸術を生活化>という言葉が凄く印象に残った。さすが大文豪の芥川ですね。大正時代なのにこんな立派な言葉を使うんですね。ちなみにまあ、<生活を芸術化、芸術を生活化>と言えば、やはり日本ですね。私見ですが、世の中、普段の日常生活の中で、あんなに美を追求する国は日本が唯一無二です。“衣食住行”生活が至る繊細な部分まで、日本人は匠の魂を持って、究極の美を追求する。こういうのは、他の国で見たことがない。
今天读了芥川的《永远不愉快的两重生活》。比想象的短多了。是芥川写给「新潮」編集中村武羅夫的回信形式的短文。写了在日本,自己只能继续过一种艺术生活和日常生活的两重生活的苦恼。这种状况,不仅仅是当年的芥川,估计即使是现在,很多除了自己的工作,还兼做其他自己喜欢的事情的现代人来说,也是一样的。一定非常的不愉快。但是,在当今世界,无论哪个国家,仅靠艺术是养不活自己的。感慨万分。
再说文中的一句话。不愧是大文豪芥川。尽管当年还是大正时代,居然能说出“艺术生活化,生活艺术化”这样优秀的语言。真的让我非常佩服。要说生活艺术化,艺术生活化,还真就是非日本不可,其他国家都无法与之相比。不论是衣食住行,还是普通的日常生活当中,日本人都是以匠人精神,把生活极致地艺术化到各个细节部分。在其他国家,还真没见到过这么严格地追求极致的美的。
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