GRANRODEO・e-ZUKA「影響は必ず感じるよね」歌声が“ジョン・レノン”に似ているアーティストとは?
https://t.cn/A6qfJdC0
この日お届けしたのは、番組恒例の選曲企画「ハートに火がつく、プレイリスト!」の第16弾。オンエア日の12月8日(火)は、今から40年前、40歳という若さでアメリカ・ニューヨークの自宅アパート前にてファンを名乗る男の凶弾に倒れたジョン・レノンの命日。音楽界の偉大なレジェンドを偲んで、KISHOW、e-ZUKAが「ジョン・レノン」をテーマに選曲しました。
【KISHOWが選ぶジョン・レノンにまつわる1曲】
「Rocky Raccoon」(ビートルズ)
以前の「ハートに火がつく、プレイリスト!」企画で、KISHOWはビートルズの「Helter Skelter」を選曲したことがありました。ビートルズの楽曲は、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが作曲した以外のクレジットは、ジョン・レノンとポール・マッカートニーどちらかが単独で作った曲も、すべて“レノン=マッカートニー”の共同名義で発表されています。「僕、そんなにビートルズを聴いているわけじゃないし、フリークでもないけど、どうやらポールさんの曲が好きみたい(笑)」とKISHOW。今回選んだビートルズナンバーも……?
KISHOW:この曲も一応レノン=マッカートニー名義なんだけど、実際はポールが書いたと言われていますね。ヘルター・スケルター現象ですみません(苦笑)。あと、この曲の評価は、ビートルズファンたちのなかではどうなんでしょう? 全然分からないから聞いてみたい。僕がこの曲を聴いたのは、名曲揃いだという『White Album』(正式タイトル:『The Beatles』)。しかもあれは2枚組で、アルバムを通して聴いたときに引っかかった曲が何曲かあるんだけど、これが妙に引っかかって好きだったんですよね~。
e-ZUKA:なるほど。
KISHOW:ほぼほぼポールが作詞も作曲もやったみたいで“あ、ポールっぽいな”って感じ。(タイトルの)「Rocky Raccoon」というのは、恋人を取られてしかも返り討ちにあったっていう、かわいそうなアライグマの話らしいんですけどね。派手じゃないし大作って感じでもないけど、ちょっと好きな曲。
e-ZUKA:なるほど。ポールのことしかしゃべってないですね(笑)。
KISHOW:ハハハ! 一応レノン=マッカートニー名義なんで許してください(笑)。
【e-ZUKAが選ぶジョン・レノンにまつわる1曲】
「Get The Fuck Out Of My Mind」(ティム・クリステンセン)
e-ZUKA:僕はジョン・レノンの声が好きなんですよ。曲調も好きなのはいっぱいあるんだけど、声が好きでね、歌い回しみたいなのが。ほら、オアシスのノエル・ギャラガーもリアム・ギャラガーも(ジョンに歌い方が)似ているじゃん。たぶん2人ともジョン・レノンが大好きでしょ?
KISHOW:そうだよね。公言もしているからね。
e-ZUKA:というわけで、僕は切り口を変えまして、ちょっとフォロワー的な、歌い方が似てる……。
KISHOW:まさかオアシスですか(笑)?
e-ZUKA:いや、オアシスじゃないんです。ディジー・ミズ・リジーというトリオのデンマークのバンドがあるんですけど、そこのギター&ボーカルにティム・クリステンセンという人がいて、これが“テンセン”(天性)の才能を……(笑)。
KISHOW:アハハ! (ダジャレ)やりおった(笑)!
e-ZUKA:その彼がジョン・レノンが大好きなんですよ。声はなんとなく似てる、よくよく聴くと似ていないんだけど。
KISHOW:ちょっと本人も寄せている節はあります?
e-ZUKA:いやぁどうでしょう~寄せているんでしょうかね、まぁ似ちゃうんだろうね。全然ビートルズっぽい曲じゃないんだけど、こういう曲を“もしジョン・レノンが歌ったら?”みたいな感じ……ということを差し引いても、僕は大好きな曲です。
KISHOW:あ、はい。
e-ZUKA:ティム・クリステンセンのソロアルバムが何枚か出ているんですけど、この曲が入ったアルバム(『Secrets On Parade』)が1番好きで。ほかの曲もすごくジョン・レノンに似ているんですけど、そんなところも聴いていただければ。偉大なるジョン・レノンのフォロワーたちも大活躍中ということでね。
KISHOW:かっこいい曲だね。
e-ZUKA:今聴くとそんなに似ていないけど、影響は必ず感じるよね。
KISHOW:“似てる・似てない”と言うよりも、シンプルにカッコいい。
e-ZUKA:アルバムも全曲おすすめです!
https://t.cn/A6qfJdC0
この日お届けしたのは、番組恒例の選曲企画「ハートに火がつく、プレイリスト!」の第16弾。オンエア日の12月8日(火)は、今から40年前、40歳という若さでアメリカ・ニューヨークの自宅アパート前にてファンを名乗る男の凶弾に倒れたジョン・レノンの命日。音楽界の偉大なレジェンドを偲んで、KISHOW、e-ZUKAが「ジョン・レノン」をテーマに選曲しました。
【KISHOWが選ぶジョン・レノンにまつわる1曲】
「Rocky Raccoon」(ビートルズ)
以前の「ハートに火がつく、プレイリスト!」企画で、KISHOWはビートルズの「Helter Skelter」を選曲したことがありました。ビートルズの楽曲は、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが作曲した以外のクレジットは、ジョン・レノンとポール・マッカートニーどちらかが単独で作った曲も、すべて“レノン=マッカートニー”の共同名義で発表されています。「僕、そんなにビートルズを聴いているわけじゃないし、フリークでもないけど、どうやらポールさんの曲が好きみたい(笑)」とKISHOW。今回選んだビートルズナンバーも……?
KISHOW:この曲も一応レノン=マッカートニー名義なんだけど、実際はポールが書いたと言われていますね。ヘルター・スケルター現象ですみません(苦笑)。あと、この曲の評価は、ビートルズファンたちのなかではどうなんでしょう? 全然分からないから聞いてみたい。僕がこの曲を聴いたのは、名曲揃いだという『White Album』(正式タイトル:『The Beatles』)。しかもあれは2枚組で、アルバムを通して聴いたときに引っかかった曲が何曲かあるんだけど、これが妙に引っかかって好きだったんですよね~。
e-ZUKA:なるほど。
KISHOW:ほぼほぼポールが作詞も作曲もやったみたいで“あ、ポールっぽいな”って感じ。(タイトルの)「Rocky Raccoon」というのは、恋人を取られてしかも返り討ちにあったっていう、かわいそうなアライグマの話らしいんですけどね。派手じゃないし大作って感じでもないけど、ちょっと好きな曲。
e-ZUKA:なるほど。ポールのことしかしゃべってないですね(笑)。
KISHOW:ハハハ! 一応レノン=マッカートニー名義なんで許してください(笑)。
【e-ZUKAが選ぶジョン・レノンにまつわる1曲】
「Get The Fuck Out Of My Mind」(ティム・クリステンセン)
e-ZUKA:僕はジョン・レノンの声が好きなんですよ。曲調も好きなのはいっぱいあるんだけど、声が好きでね、歌い回しみたいなのが。ほら、オアシスのノエル・ギャラガーもリアム・ギャラガーも(ジョンに歌い方が)似ているじゃん。たぶん2人ともジョン・レノンが大好きでしょ?
KISHOW:そうだよね。公言もしているからね。
e-ZUKA:というわけで、僕は切り口を変えまして、ちょっとフォロワー的な、歌い方が似てる……。
KISHOW:まさかオアシスですか(笑)?
e-ZUKA:いや、オアシスじゃないんです。ディジー・ミズ・リジーというトリオのデンマークのバンドがあるんですけど、そこのギター&ボーカルにティム・クリステンセンという人がいて、これが“テンセン”(天性)の才能を……(笑)。
KISHOW:アハハ! (ダジャレ)やりおった(笑)!
e-ZUKA:その彼がジョン・レノンが大好きなんですよ。声はなんとなく似てる、よくよく聴くと似ていないんだけど。
KISHOW:ちょっと本人も寄せている節はあります?
e-ZUKA:いやぁどうでしょう~寄せているんでしょうかね、まぁ似ちゃうんだろうね。全然ビートルズっぽい曲じゃないんだけど、こういう曲を“もしジョン・レノンが歌ったら?”みたいな感じ……ということを差し引いても、僕は大好きな曲です。
KISHOW:あ、はい。
e-ZUKA:ティム・クリステンセンのソロアルバムが何枚か出ているんですけど、この曲が入ったアルバム(『Secrets On Parade』)が1番好きで。ほかの曲もすごくジョン・レノンに似ているんですけど、そんなところも聴いていただければ。偉大なるジョン・レノンのフォロワーたちも大活躍中ということでね。
KISHOW:かっこいい曲だね。
e-ZUKA:今聴くとそんなに似ていないけど、影響は必ず感じるよね。
KISHOW:“似てる・似てない”と言うよりも、シンプルにカッコいい。
e-ZUKA:アルバムも全曲おすすめです!
#坂本昌行#主演舞台剧「Oslo(オスロ)」视觉图公开![中国赞][中国赞][中国赞]
2021年2月6日(土)~23日(火・祝)東京都 新国立劇場 中劇場
2021年2月27日(土)・28日(日)宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2021年3月3日(水)~7日(日)兵库県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2021年3月13日(土)・14日(日)福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
2021年3月20日(土・祝)・21日(日)ai知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
翻译:小田島恒志、小田島則子
导演:#上村聡史#
出演:坂本昌行、#安蘭けい#、#福士誠治#、#河合郁人# / #横田栄司#、#石田圭祐#、那須佐代子、石橋徹郎、佐川和正、チョウ・ヨンホ、駒井健介、吉野実紗 / 相島一之、益岡徹
2021年2月6日(土)~23日(火・祝)東京都 新国立劇場 中劇場
2021年2月27日(土)・28日(日)宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2021年3月3日(水)~7日(日)兵库県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2021年3月13日(土)・14日(日)福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
2021年3月20日(土・祝)・21日(日)ai知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
翻译:小田島恒志、小田島則子
导演:#上村聡史#
出演:坂本昌行、#安蘭けい#、#福士誠治#、#河合郁人# / #横田栄司#、#石田圭祐#、那須佐代子、石橋徹郎、佐川和正、チョウ・ヨンホ、駒井健介、吉野実紗 / 相島一之、益岡徹
GRANRODEO・KISHOW「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」に衝撃を受ける「俺の音楽の原体験はこれかも」
https://t.cn/A6G0FsGI
放送翌日となる11月11日(水)は「ベースの日」。数字の1が4つならぶ様子を4本のベースの弦に見立てて、2014年に制定されたそうです。そんなベースの日にちなんで、恒例の選曲企画「ハートに火がつく、プレイリスト!」のテーマは「重低音」。ベースにフォーカスを当てた楽曲をセレクトしました。
【KISHOWが選ぶ“重低音”を感じる1曲】
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)
みんなが知っているベースが印象的なメジャーな曲というと、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『Give It Away』も浮かんだ」というKISHOWですが、さらに子ども時代を思い出す1曲がありました。
KISHOW:選びました。いろいろあったなかで、もっともキャッチーで俺ら世代の曲を。幼少期ですけど。
e-ZUKA:うん。
KISHOW:親戚のおばちゃん家に行くカーステレオから「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が聴こえてきてびっくりしたんです。だから、俺の音楽の本当の原体験はこれかも。よく(取材で)聴かれるじゃないですか、“音楽のファーストインパクトは何でしたか?”って。(今までは)シブがき隊とかボン・ジョヴィとかって答えてきたけど、ほんとはこの曲かもしれないんですよね。
e-ZUKA:僕なんてバリバリのリアルタイムですからね。
KISHOW:そうですよね、8歳か9歳か。リーゼントだったんですか? 8歳のe-ZUKA少年は(笑)。
e-ZUKA:いやいや(笑)。“この曲、いつ次の展開に入るのかな?”と思って聴いていましたね。和田静男さんのギターソロがまたうまいんですよ。
KISHOW:このベースラインも忘れられないですよね。それこそ(GRANRODEOのサポートベーシストの)瀧田イサムさんが横須賀出身ですね。
e-ZUKA:そうなんですよね~。
KISHOW:横須賀のイメージというと、“革ジャン”“サングラス”“リーゼント”みたいなね。“不良の音楽=ロック”なイメージ。僕は幼少期で物心がつくかつかないかくらいのときにこの曲を聴いて“あー、カッコいいな!”と思ったものでございます。
【e-ZUKAが選ぶ“重低音”を感じる1曲】
「Teen Town」(ウェザー・リポート)
e-ZUKAが最初にベースを意識したのは、小学生時代にテレビでライブを観て憧れたバンド、KISS(キッス)のジーン・シモンズですが、好きなベースのフレーズといえばリズム&ブルース系やファンク系になるそう。ダニー・ハサウェイのバンドに在籍し、ライブアルバム『ライヴ』で数々の名演を披露したウィリー・ウィークスなど、モータウン系のベーシストも好きなのだとか。でもやはり、ベースといえばこの人!
e-ZUKA:やっぱりね、ジャコ・パストリアスが好きなんです。あの人はフレットレスベースで有名じゃないですか。フレットがないから(ベースの代わりにギターで、真似をしながら弾くと……)こう、音が揺れる。ハーモニクスして……(音が)延びたりするんですけども(※ジャコ・パストリアスは、ハーモニクス・グリッサンド奏法も有名)。
僕が好きなのは、ジャコがいたウェザー・リポートの「Teen Town」という曲ですね。前に瀧田さんと一緒にセッションバンドをやったんですけど、そこでも“俺が好きだから”ということで、カバーをしたんですよ。とにかくカッコいいんです! この曲は聴くもんじゃないね、演奏するもんだね(笑)。
KISHOW:あ、そう(笑)。
e-ZUKA:(曲中で)ベースが弾いていたリフというかメロディーというか。これを、ギターとベースでユニゾンするのがとっても楽しいんですよ。もう亡くなっちゃいましたけど、ハイラム・ブロックというギタリストがいて。ジャコも亡くなってるんですが、(ハイラムとジャコの「Teen Town」のセッションは2人とも)バッキバキに弾くので、すごく合うんですよね。そして、ジャコが弾いているのがフレットレスベースだから、ちょっと独特な音がする。
KISHOW:うんうん。
e-ZUKA:“どぅるどぅる♪”“ぼぉぉ~ん♪”みたいな。ビブラートも独特で。
KISHOW:なるほど。フレットがないんですよね。
e-ZUKA:そうなんです。瀧田さんもね、これみよがしにフレットレスベースをよく使うんですよ。
KISHOW:これみよがしに(笑)。
e-ZUKA:GRANRODEOでいうと、フレットレスベースを最初に使ったのは「ネジレタユガミ」。
KISHOW:あったね~。
e-ZUKA:たまに(GRANRODEOのレコーディングで瀧田さんが)「この曲はフレットレスベースで弾きたいな」なんて言うこともあります。
番組ではこのほか、GRANRODEOの楽器レコーディング前にデモ音源を作る際、作曲・編曲のe-ZUKAはベースラインを決め込まず、あえてコード進行とベースのルート音だけを指定しておき、細かいフレージングは瀧田さんにお任せする、という話もありました。30年以上の付き合いになるというe-ZUKAと瀧田さんの信頼関係が、GRANRODEOのサウンド作りにいかされているようです。
https://t.cn/A6G0FsGI
放送翌日となる11月11日(水)は「ベースの日」。数字の1が4つならぶ様子を4本のベースの弦に見立てて、2014年に制定されたそうです。そんなベースの日にちなんで、恒例の選曲企画「ハートに火がつく、プレイリスト!」のテーマは「重低音」。ベースにフォーカスを当てた楽曲をセレクトしました。
【KISHOWが選ぶ“重低音”を感じる1曲】
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)
みんなが知っているベースが印象的なメジャーな曲というと、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『Give It Away』も浮かんだ」というKISHOWですが、さらに子ども時代を思い出す1曲がありました。
KISHOW:選びました。いろいろあったなかで、もっともキャッチーで俺ら世代の曲を。幼少期ですけど。
e-ZUKA:うん。
KISHOW:親戚のおばちゃん家に行くカーステレオから「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が聴こえてきてびっくりしたんです。だから、俺の音楽の本当の原体験はこれかも。よく(取材で)聴かれるじゃないですか、“音楽のファーストインパクトは何でしたか?”って。(今までは)シブがき隊とかボン・ジョヴィとかって答えてきたけど、ほんとはこの曲かもしれないんですよね。
e-ZUKA:僕なんてバリバリのリアルタイムですからね。
KISHOW:そうですよね、8歳か9歳か。リーゼントだったんですか? 8歳のe-ZUKA少年は(笑)。
e-ZUKA:いやいや(笑)。“この曲、いつ次の展開に入るのかな?”と思って聴いていましたね。和田静男さんのギターソロがまたうまいんですよ。
KISHOW:このベースラインも忘れられないですよね。それこそ(GRANRODEOのサポートベーシストの)瀧田イサムさんが横須賀出身ですね。
e-ZUKA:そうなんですよね~。
KISHOW:横須賀のイメージというと、“革ジャン”“サングラス”“リーゼント”みたいなね。“不良の音楽=ロック”なイメージ。僕は幼少期で物心がつくかつかないかくらいのときにこの曲を聴いて“あー、カッコいいな!”と思ったものでございます。
【e-ZUKAが選ぶ“重低音”を感じる1曲】
「Teen Town」(ウェザー・リポート)
e-ZUKAが最初にベースを意識したのは、小学生時代にテレビでライブを観て憧れたバンド、KISS(キッス)のジーン・シモンズですが、好きなベースのフレーズといえばリズム&ブルース系やファンク系になるそう。ダニー・ハサウェイのバンドに在籍し、ライブアルバム『ライヴ』で数々の名演を披露したウィリー・ウィークスなど、モータウン系のベーシストも好きなのだとか。でもやはり、ベースといえばこの人!
e-ZUKA:やっぱりね、ジャコ・パストリアスが好きなんです。あの人はフレットレスベースで有名じゃないですか。フレットがないから(ベースの代わりにギターで、真似をしながら弾くと……)こう、音が揺れる。ハーモニクスして……(音が)延びたりするんですけども(※ジャコ・パストリアスは、ハーモニクス・グリッサンド奏法も有名)。
僕が好きなのは、ジャコがいたウェザー・リポートの「Teen Town」という曲ですね。前に瀧田さんと一緒にセッションバンドをやったんですけど、そこでも“俺が好きだから”ということで、カバーをしたんですよ。とにかくカッコいいんです! この曲は聴くもんじゃないね、演奏するもんだね(笑)。
KISHOW:あ、そう(笑)。
e-ZUKA:(曲中で)ベースが弾いていたリフというかメロディーというか。これを、ギターとベースでユニゾンするのがとっても楽しいんですよ。もう亡くなっちゃいましたけど、ハイラム・ブロックというギタリストがいて。ジャコも亡くなってるんですが、(ハイラムとジャコの「Teen Town」のセッションは2人とも)バッキバキに弾くので、すごく合うんですよね。そして、ジャコが弾いているのがフレットレスベースだから、ちょっと独特な音がする。
KISHOW:うんうん。
e-ZUKA:“どぅるどぅる♪”“ぼぉぉ~ん♪”みたいな。ビブラートも独特で。
KISHOW:なるほど。フレットがないんですよね。
e-ZUKA:そうなんです。瀧田さんもね、これみよがしにフレットレスベースをよく使うんですよ。
KISHOW:これみよがしに(笑)。
e-ZUKA:GRANRODEOでいうと、フレットレスベースを最初に使ったのは「ネジレタユガミ」。
KISHOW:あったね~。
e-ZUKA:たまに(GRANRODEOのレコーディングで瀧田さんが)「この曲はフレットレスベースで弾きたいな」なんて言うこともあります。
番組ではこのほか、GRANRODEOの楽器レコーディング前にデモ音源を作る際、作曲・編曲のe-ZUKAはベースラインを決め込まず、あえてコード進行とベースのルート音だけを指定しておき、細かいフレージングは瀧田さんにお任せする、という話もありました。30年以上の付き合いになるというe-ZUKAと瀧田さんの信頼関係が、GRANRODEOのサウンド作りにいかされているようです。
✋热门推荐