ありがとう...
谁もが気づかぬうちに 何かを失っている
フッと気づけばあなたはいない
思い出だけを残して
せわしい时の中
言叶を失った人形达のように
街角に溢れたノラネコのように
声にならない叫びが闻こえてくる
もしも もう一度あなたに会えるなら
たった一言伝えたい
ありがと ありがとう
时には伤つけあっても
あなたを感じていたい
思いではせめてもの慰め
いつまでもあなたはここにいる
もしも もう一度あなたに会えるなら
たった一言伝えたい
ありがと ありがとう

「ＴＲＯＵＢＬＥ」
それはまさに、彼女が歩いてきた２０年を総括する言葉とも言えよう。
失いかけている聴覚。疲労しきった声。訳もなく叩き続ける世間。
乗り越えられない「私」と「自分」との距離。

２０年分の思い出とはまた別に、私たちには人生があります。
あゆには「浜崎あゆみ」という商品としての道しかしありません。そうやって生きていくのしかありません。歌うこと、伝えること、それ以外にできることは何もないです。
逃げては現実の残酷さに負けて元の場所へ戻ってくるという繰り返しで、
そこにしか居場所はないと何度も思い知らされただけの２０年でした。

「浜崎あゆみ」っ聞くだけで鼻で笑おうとする人が大嫌いなのです。
昔はねぇとか、変わっちゃったなぁとか、正直どうでもいいよそんなことは。

別にあゆが可愛いから好きってわけではありませんし、むしろ悪いとこを一番わかっています。そこも含めて、なんてどうしようもなくて愛おしくて
すごい人なんだろうって
心が惹かれて仕方がないだけです。

この人は今でもステージに全てを捧げて
変わらずに孤独と痛みと彷徨い、そして希望を
ただ歌い続けていますよ。

この２０年で変わったのは、
世間と名乗るあんたたちね。

#阅读·悦读# No.0081《君の色に耳をすまして》小川晴央，RMB35。 日日书书接受书本预定，欢迎咨询！
芸大に通う杉野誠一は“声の色”で見たくもない人の感情や嘘が見えてしまうことに悩まされていた。そんな彼がキャンパスで出会ったのは声を失った透明な女の子。『川澄真冬』と書かれたメモ帳で自己紹介をした彼女は、誠一の映像制作を手伝いたいと申し出た。不審がる誠一の前に、古ぼけたカセットが置かれる。そして、彼女は手伝う条件として、テープに録音された姉の歌を映像に入れて欲しいという。
　声の色を気にせず話せる彼女に惹かれ、生まれて初めて心の色を知りたいと願う誠一。だけど、彼女の透明な色には秘密があって――。