50歳、福山雅治走る…TBS系日曜劇場「集団左遷!」4月21日スタート
2019年3月29日 18時0分スポーツ報知
https://t.cn/EJdVkI6
歌手で俳優の福山雅治(50)が、4月21日スタートのTBS系日曜劇場「集団左遷!」(日曜・後9時)に主演する。大手メガバンクの廃店候補の支店に支店長として赴任し、そこで働く仲間たちと巨大組織の理不尽に立ち向かう銀行員役。その人間模様がコミカルかつ、時にエネルギッシュに描かれる。50歳の節目を迎え、“平成最後”の日曜劇場に挑む福山が今作に懸ける思いを語った。
「伝統の日曜劇場。50歳になったタイミングで、いい話をいただきました」
多摩川の土手、あぜ道、駅までの道。スーツに身を包んだ福山が連日、走る、走る、走る。予告にも出てくるが、とにかく走る。
「台本上に描かれていない『部下を守りたい、支えたい』という思い、『部下を応援したい、助けたい』という思い、その熱量が走るシーンに象徴されている。重要な要素になっているんです。でも、まさかここまで走るとは(苦笑)」
江波戸哲夫氏の「新装版 銀行支店長」「集団左遷」が原作。福山演じる銀行員の片岡は、理不尽なことだと分かっていても、「会社で生き残るため」とのみ込む“ザ・サラリーマン”。一方で、部下や仲間の頑張りにほだされる情に熱い男でもある。
「ガリレオ」シリーズの湯川学に代表される、スタイリッシュな役柄とは真逆の熱血漢。NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)の坂本龍馬を想像してしまうが、そうではない。「『日本を変えるぜよ!』みたいな大人物ではない。あくまで『普通』の男、『普通』のサラリーマン。さらに大きくするために、会社を変えてやる!という人間ではない。組織の中、置かれた立ち場でどう働くか。ただ、自分のためだけじゃなく、ちゃんと人のために動ける人」
支店長への昇任人事を受けるが、赴任先は廃店候補の支店。上層部からは「廃店が決まっているので、頑張らなくて大丈夫。廃店の際は本部に戻し、優遇する」という特命を受ける。人生で初めて「頑張るな」と言われ、困惑する片岡。部下の頑張りを目の当たりにし、葛藤し思い悩む。「僕なら、なるべくうまくやろうとしますね。なるべく(笑い)。上司にかみ付いたりなんて絶対にしません。何かうまい方法を探す」
結果、片岡は本部から無謀とも呼べる高額融資のノルマを課せられるが、廃店免除のために、がむしゃらに突き進もうとする。
「どんなに追い込まれても、彼にはどこか明るさがある。普通なら『何言ってるの?』ってことも、『この人が言うなら仕方ない』『この人のためだったら仕方ない』と思わせる魅力がある。皆さんの周りにも、そういう人はいると思う。そう思わせる魅力は何なのか―。この数か月間、自分の中で問い続けると思う。人間的な魅力を出せるように演じたい」
思い描くのは愛されるキャラクター像。「部下から愛されるためにどうするか。それは彼らを愛するしかないんです。『部下を助けたい』『支店を守りたい』と、相手以上に思うことができるか。セリフにはなっていないけど、これが(キャラクター作りの)ヒントになるんじゃないかな」
実は会社員経験がある。高校卒業後、地元の長崎で就職し、社会人生活を送った。「上京前の18歳の時に、5か月ほど。でも、その頃は組織に属して働くことの意味を分かっていなかった。メディアの世界しか知らないけど、今は情報量が蓄積されている。そういうことが役立つと思っている」
TBS系ドラマへの出演は「めぐり逢い」(1998年、常盤貴子主演)以来。21年ぶりの緑山スタジオを「雰囲気は変わっていないですよ。(食堂の)タンメンも相変わらず変わっていない。うれしいですよ、俺にとって始まりの場所なので」と懐かしむ。19歳の時、映画「ほんの5g」(88年)で俳優デビューしたが、ドラマ初出演作も同じTBS系「あしたがあるから」(91年、今井美樹主演)だった。「初ドラマは、右も左も分かっちゃいない。ご迷惑ばかりをおかけした現場。(緑山には)いろいろな思い出がありますね」
鮮明なのは「愛はどうだ」(92年)での緒形拳さんとのシーン。玩具メーカーの上司と部下という役柄だったが、衝撃の連続だった。「本番でビンタをもらったり、ゴルフのパターで小突かれたり、おもちゃを投げられたり」。いわゆる愛のムチだ。「すごいものをいただいたなと思いますね。(当時)芝居ができないから、僕は。『芝居をやらせてもダメだ』と判断されたんだと思う」
できない。悔しい。恥ずかしい…。必死に食らい付く中で、緒形さんとの時間は、いつしか喜びに変わっていた。「いじられていることが楽しかったんです。(役者としての)基礎というか、始まりを教えていただいた方。緑山スタジオに行くと、緒形さんに教えてもらったことを思い出す。今もずっと心の中にありますね。ご存命なら『まだまだ。全然ダメじゃないか』と言われるかもしれない。恥ずかしくないことをしなきゃ、と思いますね」
撮影中、思いも寄らぬ出来事があった。「ロケ場所が偶然、僕が昔住んでいたマンションのそばだったんです」。フジテレビ系「ひとつ屋根の下」(93年)の後に引っ越した多摩川の土手沿い。ここでも、当時の記憶がよみがえった。
「春は桜が咲いて、川沿いで気持ちがいい。散歩道であると同時に、作詞や作曲で煮詰まった時、夜中にウロウロとしていた。何かアイデアないかな、煮詰まってダメだな。この世界に入ったけど、簡単にネタが尽きたなとか(笑い)。どうしよう、どうしようと思い悩んだりしました」
運命に導かれるように、20代に慣れ親しんだ場所へ。偶然とは思えなかった。
「この道に戻ってきた。しかも、走っている。芸能の神様から『50歳だからって、のんびり歩いている場合じゃないよ。もう1回、イチから走るんだよ』と言われているような、そんな気がしました」
昭和の終わり(88年)にデビューし、平成を第一線で駆け抜けてきた。そして、撮影期間中に元号が変わる。「3つの時代をまたぐことができて、うれしい。僕にとっての『平成』は、ひたすらにエンターテインメントの仕事をやってきた。そんな30年だった。スタッフや共演者の方、マネジメント、応援してくださった方に(このドラマで)お返ししていきたいです」
あくなき向上心が福山の力の源。50歳になってなお、挑戦は続く。「無理難題はやるべきなんですよ。いつも、どんな時も。発想力、アイデアも必要だけど(最後は)やっぱり突破力。どこかで片岡のような人に対して憧れ、嫉妬があるんです。片岡的な要素は自分にはない部分。3、4か月間かけて作り上げて、積み上げていけたらと思います」
◆オリジナルアルバム5年ぶり完成に意欲
福山は誕生日の2月6日に、昨年開催したライブ(全31公演)のダブルアンコールだけを収録した4枚組みアルバム「DOUBLE ENCORE」を発売した。今年の音楽活動について「体を休めないといけないと思いながらも、やっと制作の時間が取れる。アルバムが作りかけのままなので、そのアルバムを仕上げたい」。14年の「HUMAN」以来となるオリジナルアルバムの完成に意欲を見せた。
◆福山 雅治(ふくやま・まさはる)1969年2月6日、長崎県生まれ。50歳。88年「アミューズ・10ムービーズオーディション」に合格し、映画「ほんの5g」で俳優デビュー。90年「追憶の雨の中」で歌手デビュー。93年フジ系「ひとつ屋根の下」で注目を集める。94年「IT’S ONLY LOVE」で初ミリオン。2000年「桜坂」が200万枚超を記録。07年フジ系「ガリレオ」主演。13年映画「真夏の方程式」「そして父になる」に主演。NHK紅白歌合戦出場11回。180センチ。血液型O。
2019年3月29日 18時0分スポーツ報知
https://t.cn/EJdVkI6
歌手で俳優の福山雅治(50)が、4月21日スタートのTBS系日曜劇場「集団左遷!」(日曜・後9時)に主演する。大手メガバンクの廃店候補の支店に支店長として赴任し、そこで働く仲間たちと巨大組織の理不尽に立ち向かう銀行員役。その人間模様がコミカルかつ、時にエネルギッシュに描かれる。50歳の節目を迎え、“平成最後”の日曜劇場に挑む福山が今作に懸ける思いを語った。
「伝統の日曜劇場。50歳になったタイミングで、いい話をいただきました」
多摩川の土手、あぜ道、駅までの道。スーツに身を包んだ福山が連日、走る、走る、走る。予告にも出てくるが、とにかく走る。
「台本上に描かれていない『部下を守りたい、支えたい』という思い、『部下を応援したい、助けたい』という思い、その熱量が走るシーンに象徴されている。重要な要素になっているんです。でも、まさかここまで走るとは(苦笑)」
江波戸哲夫氏の「新装版 銀行支店長」「集団左遷」が原作。福山演じる銀行員の片岡は、理不尽なことだと分かっていても、「会社で生き残るため」とのみ込む“ザ・サラリーマン”。一方で、部下や仲間の頑張りにほだされる情に熱い男でもある。
「ガリレオ」シリーズの湯川学に代表される、スタイリッシュな役柄とは真逆の熱血漢。NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)の坂本龍馬を想像してしまうが、そうではない。「『日本を変えるぜよ!』みたいな大人物ではない。あくまで『普通』の男、『普通』のサラリーマン。さらに大きくするために、会社を変えてやる!という人間ではない。組織の中、置かれた立ち場でどう働くか。ただ、自分のためだけじゃなく、ちゃんと人のために動ける人」
支店長への昇任人事を受けるが、赴任先は廃店候補の支店。上層部からは「廃店が決まっているので、頑張らなくて大丈夫。廃店の際は本部に戻し、優遇する」という特命を受ける。人生で初めて「頑張るな」と言われ、困惑する片岡。部下の頑張りを目の当たりにし、葛藤し思い悩む。「僕なら、なるべくうまくやろうとしますね。なるべく(笑い)。上司にかみ付いたりなんて絶対にしません。何かうまい方法を探す」
結果、片岡は本部から無謀とも呼べる高額融資のノルマを課せられるが、廃店免除のために、がむしゃらに突き進もうとする。
「どんなに追い込まれても、彼にはどこか明るさがある。普通なら『何言ってるの?』ってことも、『この人が言うなら仕方ない』『この人のためだったら仕方ない』と思わせる魅力がある。皆さんの周りにも、そういう人はいると思う。そう思わせる魅力は何なのか―。この数か月間、自分の中で問い続けると思う。人間的な魅力を出せるように演じたい」
思い描くのは愛されるキャラクター像。「部下から愛されるためにどうするか。それは彼らを愛するしかないんです。『部下を助けたい』『支店を守りたい』と、相手以上に思うことができるか。セリフにはなっていないけど、これが(キャラクター作りの)ヒントになるんじゃないかな」
実は会社員経験がある。高校卒業後、地元の長崎で就職し、社会人生活を送った。「上京前の18歳の時に、5か月ほど。でも、その頃は組織に属して働くことの意味を分かっていなかった。メディアの世界しか知らないけど、今は情報量が蓄積されている。そういうことが役立つと思っている」
TBS系ドラマへの出演は「めぐり逢い」(1998年、常盤貴子主演)以来。21年ぶりの緑山スタジオを「雰囲気は変わっていないですよ。(食堂の)タンメンも相変わらず変わっていない。うれしいですよ、俺にとって始まりの場所なので」と懐かしむ。19歳の時、映画「ほんの5g」(88年)で俳優デビューしたが、ドラマ初出演作も同じTBS系「あしたがあるから」(91年、今井美樹主演)だった。「初ドラマは、右も左も分かっちゃいない。ご迷惑ばかりをおかけした現場。(緑山には)いろいろな思い出がありますね」
鮮明なのは「愛はどうだ」(92年)での緒形拳さんとのシーン。玩具メーカーの上司と部下という役柄だったが、衝撃の連続だった。「本番でビンタをもらったり、ゴルフのパターで小突かれたり、おもちゃを投げられたり」。いわゆる愛のムチだ。「すごいものをいただいたなと思いますね。(当時)芝居ができないから、僕は。『芝居をやらせてもダメだ』と判断されたんだと思う」
できない。悔しい。恥ずかしい…。必死に食らい付く中で、緒形さんとの時間は、いつしか喜びに変わっていた。「いじられていることが楽しかったんです。(役者としての)基礎というか、始まりを教えていただいた方。緑山スタジオに行くと、緒形さんに教えてもらったことを思い出す。今もずっと心の中にありますね。ご存命なら『まだまだ。全然ダメじゃないか』と言われるかもしれない。恥ずかしくないことをしなきゃ、と思いますね」
撮影中、思いも寄らぬ出来事があった。「ロケ場所が偶然、僕が昔住んでいたマンションのそばだったんです」。フジテレビ系「ひとつ屋根の下」(93年)の後に引っ越した多摩川の土手沿い。ここでも、当時の記憶がよみがえった。
「春は桜が咲いて、川沿いで気持ちがいい。散歩道であると同時に、作詞や作曲で煮詰まった時、夜中にウロウロとしていた。何かアイデアないかな、煮詰まってダメだな。この世界に入ったけど、簡単にネタが尽きたなとか(笑い)。どうしよう、どうしようと思い悩んだりしました」
運命に導かれるように、20代に慣れ親しんだ場所へ。偶然とは思えなかった。
「この道に戻ってきた。しかも、走っている。芸能の神様から『50歳だからって、のんびり歩いている場合じゃないよ。もう1回、イチから走るんだよ』と言われているような、そんな気がしました」
昭和の終わり(88年)にデビューし、平成を第一線で駆け抜けてきた。そして、撮影期間中に元号が変わる。「3つの時代をまたぐことができて、うれしい。僕にとっての『平成』は、ひたすらにエンターテインメントの仕事をやってきた。そんな30年だった。スタッフや共演者の方、マネジメント、応援してくださった方に(このドラマで)お返ししていきたいです」
あくなき向上心が福山の力の源。50歳になってなお、挑戦は続く。「無理難題はやるべきなんですよ。いつも、どんな時も。発想力、アイデアも必要だけど(最後は)やっぱり突破力。どこかで片岡のような人に対して憧れ、嫉妬があるんです。片岡的な要素は自分にはない部分。3、4か月間かけて作り上げて、積み上げていけたらと思います」
◆オリジナルアルバム5年ぶり完成に意欲
福山は誕生日の2月6日に、昨年開催したライブ(全31公演)のダブルアンコールだけを収録した4枚組みアルバム「DOUBLE ENCORE」を発売した。今年の音楽活動について「体を休めないといけないと思いながらも、やっと制作の時間が取れる。アルバムが作りかけのままなので、そのアルバムを仕上げたい」。14年の「HUMAN」以来となるオリジナルアルバムの完成に意欲を見せた。
◆福山 雅治(ふくやま・まさはる)1969年2月6日、長崎県生まれ。50歳。88年「アミューズ・10ムービーズオーディション」に合格し、映画「ほんの5g」で俳優デビュー。90年「追憶の雨の中」で歌手デビュー。93年フジ系「ひとつ屋根の下」で注目を集める。94年「IT’S ONLY LOVE」で初ミリオン。2000年「桜坂」が200万枚超を記録。07年フジ系「ガリレオ」主演。13年映画「真夏の方程式」「そして父になる」に主演。NHK紅白歌合戦出場11回。180センチ。血液型O。
明治大学(Meiji University),简称明大,是日本极富盛名的一流难关私立大学,东京都内五大名门学府“MARCH”之一 (分别为M明治大学、A青山学院大学、R立教大学、C中央大学和H法政大学),日本文部科学省选定的“超级国际化大学计划”大学之一,在日本国内享有极高的声誉。明大常年稳居日本私立大学TOP 5, 与东京大学、庆应义塾大学、早稻田大学、立教大学、法政大学共同组成了“东京六大学”。作为一座文科一流的大学,明治大学的法学部、政治经济学部与商学部是其看板学部,偏差值处于日本大学排名的顶端。在今年刚刚结束的毕业典礼上,明治大学商学部毕业的日本著名影星山P【山下智久】也亲临现场向毕业生致辞,真是大写的羡慕啊[可怜] https://t.cn/zRfG42r
#加拿大留学[超话]# 明治大学(Meiji University),简称明大,是日本极富盛名的一流难关私立大学,东京都内五大名门学府“MARCH”之一 (分别为M明治大学、A青山学院大学、R立教大学、C中央大学和H法政大学),日本文部科学省选定的“超级国际化大学计划”大学之一,在日本国内享有极高的声誉。明大常年稳居日本私立大学TOP 5, 与东京大学、庆应义塾大学、早稻田大学、立教大学、法政大学共同组成了“东京六大学”。作为一座文科一流的大学,明治大学的法学部、政治经济学部与商学部是其看板学部,偏差值处于日本大学排名的顶端。在今年刚刚结束的毕业典礼上,明治大学商学部毕业的日本著名影星山P【山下智久】也亲临现场向毕业生致辞,真是大写的羡慕啊[可怜]
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